たまご‐じょう〔‐ジヤウ〕【卵城】
卵城
名字 | 読み方 |
卵城 | うしろ |
卵城
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/21 13:44 UTC 版)
卵城(it:Castel dell'Ovo、カステル・デッローヴォ)は、サンタルチア港の小島に突出して作られた要塞である。もともとはローマ帝国にルクルスが建築した豪華な別荘であった。 北側から見た卵城 11世紀にノルマン人のオートヴィル家がナポリを支配すると、要塞として機能を拡大する。ノルマン人がこの城を築くにあたって、基礎の中に卵を埋め込み、「卵が割れるとき、城はおろか、ナポリにまで危機が迫るだろう」と呪文をかけたことが城の名前の由来と言われている。アンジュー家統治時代には税を納めるための倉庫に使われた。 卵城の屋上からは、ナポリの街並み、サンタルチア港、遠くにヴェスヴィオ火山までが見渡せる。
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