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固化とは? わかりやすく解説

こ‐か〔‐クワ〕【固化】

読み方:こか

[名](スル)

かたくなること。物質が、気体または液体の状態から固体の状態に変化すること。「溶液が—する」

表情態度などがかたくなること。こわばること。


凝固

(固化 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 05:33 UTC 版)

凝固(ぎょうこ、: solidification, freezing)とは、物理化学液体固体になるプロセスのこと。


注釈

  1. ^ 液体状態からなんの下地もないところで固体ができる現象

出典

  1. ^ ボール物理化学上, 第 1 巻 p166
  2. ^ 核生成と界面(京都大学)
  3. ^ Lundheim R. (2002). “Physiological and ecological significance of biological ice nucleators”. Philosophical Transactions of the Royal Society B 357 (1423): 937–943. doi:10.1098/rstb.2002.1082. PMC 1693005. PMID 12171657. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC1693005/. 
  4. ^ Franks F. (2003). “Nucleation of ice and its management in ecosystems” (PDF). Philosophical Transactions of the Royal Society A 361 (1804): 557–574. Bibcode2003RSPTA.361..557F. doi:10.1098/rsta.2002.1141. PMID 12662454. http://rsta.royalsocietypublishing.org/content/361/1804/557.long. 
  5. ^ Jeffery, CA; Austin, PH (November 1997). “Homogeneous nucleation of supercooled water: Results from a new equation of state”. Journal of Geophysical Research 102 (D21): 25269–25280. Bibcode1997JGR...10225269J. doi:10.1029/97JD02243 


「凝固」の続きの解説一覧

固化

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 18:54 UTC 版)

乾性油」の記事における「固化」の解説

乾性油が固まるのは化学反応結果である。「乾」とは言うもののデンプン糊どのように溶媒蒸発して固まるわけではない乾性油酸化によって次第固化してゆく反応箇所は、乾性油比較含有比率の多い不飽和脂肪酸C=C二重結合付近である。乾性油分子のこの部分比較反応性の高い部分で、特に、2つC=C二重結合挟まれメチレン基は、ここに結合した水素原子外れて両側のC=C二重結合共役して安定化できるため、活性メチレン基と呼ばれることもあるくらいに化学反応起こりやすい箇所だ。酸素混入し何らかの理由C=C二重結合付近酸化反応開始されると、過酸化物ラジカル生じ、これらが開始剤となって連鎖的酸化反応進行し、他のC=C二重結合部分との重合反応次々と発生する。この重合反応進行すると、油の分子同士互いに結合し分子量大きな網目状高分子となってゆき、最終的に流動性失って固まるために、固化する。 この酸化反応は、光や熱によって促進され固化が早まるまた、不飽和脂肪酸の量が多い乾性油、すなわちヨウ素価の高い乾性油ほど固まるのが早い反対にヨウ素価が低い油は重合可能な箇所限られていて固まらないため、不乾性油などと分類される固化した乾性油は、化学反応起きて元の不飽和脂肪酸とは分子構造異な高分子変化している。したがってなどとは異なり加熱などを行っても、再び液状にすることは通常できない。 なお、不飽和脂肪酸酸化反応重合反応発熱反応であるため、進行と共に熱が生じる。ヨウ素価の高い油を布などに含ませ放置すると、空気曝される面積大きくなるため、急速に反応進み温度上昇して自然発火する恐れがある例えば、洗濯後に乾燥機の中で放置された油の染み込んだ布のせいで発生した火災知られている。

※この「固化」の解説は、「乾性油」の解説の一部です。
「固化」を含む「乾性油」の記事については、「乾性油」の概要を参照ください。

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