がい‐りん〔グワイ‐〕【外輪】
そと‐わ【外輪】
外輪
自動車が旋回するとき、旋回の外側にある車輸をいう。横加速度を無視できないような旋回では、遠心力による内輪から外輪への荷重移動により負荷荷重が増えるため、旋回運動に対して、内輪より外輪は重要な働きをする。
反対語 内輪外輪
外輪(外車)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 10:03 UTC 版)
大きな水車(外輪)を回転させて水をかいて進む。パドル式とも呼ばれる。スクリュー・プロペラの登場によって推進効率が低く破損しやすい外輪船(外車船)は時代遅れとなり、琵琶湖汽船の「ミシガン号」のような一部の観光用途を除いては使用されていない。外輪を船体の左右側面に備えるものと、船体後部に1つ備えるものの2つの形式がある。 1845年4月3日にイギリス海軍が当時登場したスクリュー・プロペラの能力を試すため、800トンで200馬力同士の外輪船「アレクト」とスクリュー船「ラトラー」に綱引きさせた実験が有名である。2.5ノットでスクリュー船が引き勝ったことや、外輪は大きく重く、また、敵の砲撃や強い波浪によって容易に破損するなど、多くの点でスクリュー・プロペラに劣っていたため、イギリス海軍は以降、スクリュー・プロペラを軍艦の推進器に採用した。(詳しくは蒸気船を参照。)
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「外輪」の例文・使い方・用例・文例
- 幕府軍は「回天丸」という外輪船を所有していました。
- 外輪に歩く
- 日光に置かれると回転する小さい外輪でなる電磁ラジオメーター
- 真っ直ぐな水平外輪と内輪のついた互いに支えあう迫石をもつアーチ
- 汽船の外輪や水車の羽根
- 外輪の上部への木製の覆い
- 外輪によって進む蒸気汽船
- 外輪を両側にもつ船
- 船尾に外輪を持つ外輪船
- 肛門を囲む横紋筋の外輪
- 複式火山の外輪山と中央火口丘との間の平担な部分
- 自動車を回転させる時に外輪が描く最小回転円
- 外輪船という,外輪をつけた船
- 金環日食では,月が太陽を覆い隠し,地球からは太陽の細い外輪だけが見える。
外輪と同じ種類の言葉
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