富士ゼロックスR&Dスクエア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 15:04 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動富士ゼロックスR&Dスクエア FUJI XEROX R&D SQUARE | |
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2022年 | |
施設情報 | |
所在地 | 神奈川県横浜市西区みなとみらい6-1 |
座標 | 北緯35度27分48.23秒 東経139度37分39.03秒 / 北緯35.4633972度 東経139.6275083度座標: 北緯35度27分48.23秒 東経139度37分39.03秒 / 北緯35.4633972度 東経139.6275083度 |
状態 | 完成 |
着工 | 2008年3月 |
竣工 | 2010年3月 |
開業 | 2010年4月 |
用途 | 研究所 |
地上高 | |
最頂部 | 99.9 m |
各種諸元 | |
階数 | 地上20階、地下1階 |
延床面積 | 135,253 m² |
関連企業 | |
設計 | 清水建設 |
施工 | 清水建設 |
所有者 | 富士フイルムビジネスイノベーション |
富士ゼロックスR&Dスクエア(ふじゼロックス アールアンドディ スクエア、英: FUJI XEROX R&D SQUARE)は、神奈川県横浜市西区みなとみらいにある高層ビル。富士フイルムビジネスイノベーション(旧・富士ゼロックス)が研究開発拠点「横浜みなとみらい事業所」を置いている。
概要
横浜市西区みなとみらい六丁目1番地、みなとみらい地区北部の65街区に位置する。ビル内には富士フイルムビジネスイノベーション(旧・富士ゼロックス)が研究開発拠点「横浜みなとみらい事業所」を開設(2010年4月より順次稼働)、約4,500人が就業している[1][2]。新たな拠点の開設により、これまで分散していた研究開発拠点が当事業所および海老名事業所の2箇所に集約されることとなった[1]。
さらにこれと連動して横浜市のトップセールスにより、東京都内にあった同社の営業拠点の一部と同社子会社の富士ゼロックス情報システム本社(2020年4月に富士フイルムICTソリューションズと統合して現在は富士フイルムシステムズ)も近隣のみなとみらいセンタービル内に移転している[3][4][5]。
みなとみらい線新高島駅から近く、また日産自動車グローバル本社方面とも歩行者デッキ「みなとみらい歩道橋」で接続されている。このため、横浜駅方面と行き来する場合もNISSANウォーク・はまみらいウォーク、地下街の横浜ポルタを介して徒歩で移動できる。
付帯施設
ビル内には社外企業向けの展示施設「お客様共創ラボラトリー」を構築しており、同社の最新実践事例や関連技術を紹介している[6][7]。また一般向けでは、メセナ活動の一環として美術ギャラリー「Fuji Xerox Art Space」(富士ゼロックス・アートスペース/版画ギャラリー)を1階に開設(東京にて2003年より開設していたギャラリーを移設[8])しており、同社が所蔵するコレクションを中心とした展覧会を定期的に行っている[9]。
建物の特徴
表面はガラス張りで、楕円の円柱形の独特な形状を持つ。複層ガラスや地域冷暖房の活用により省エネ構造とし、低層部の屋上は緑地帯「緑の丘」として開放されている[1]。阪神淡路大震災級の地震に対する耐震性を持つとして、日本免震構造協会主催の「第12回日本免震構造協会賞」において作品賞を受賞した[10]。
ギャラリー
当ビルの西側には日産本社ビル、横浜三井ビルディングが並ぶ
(2011年12月)みなとみらい大橋と当ビル
(2014年5月)
脚注
- ^ a b c “横浜市「みなとみらい21」地区に「富士ゼロックス R&D スクエア」竣工”. 富士ゼロックス株式会社 ニュースリリース (2010年3月23日). 2011年8月25日閲覧。
- ^ “MM地区に「富士ゼロックスR&Dスクエア」-4,500人が勤務”. ヨコハマ経済新聞 (2010年3月24日). 2011年8月25日閲覧。
- ^ “富士ゼロックス(株)が、R&Dスクエアに続き、本社の営業部門、関連会社をみなとみらい21地区に集約! (PDF)”. 横浜市経済局記者発表 (2010年6月3日). 2016年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年8月25日閲覧。
- ^ “横浜市「みなとみらい21」地区でお客様の課題解決を支援する2つの新センターが稼動”. 富士ゼロックス株式会社 ニュースリリース (2011年2月7日). 2015年6月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年8月25日閲覧。
- ^ “富士ゼロックス、横浜「みなとみらい21」に約3,500名の人員を集約”. マイコミジャーナル (2010年6月3日). 2011年8月25日閲覧。
- ^ お客様共創ラボラトリー〈アーカイブ〉(富士ゼロックス株式会社)
- ^ “富士ゼロックスの「共創ラボラトリー」に3年で900社が来場、ビッグデータ案件に関心が集中”. ITpro (2013年5月14日). 2015年10月3日閲覧。
- ^ “Fuji Xerox Art Space リニューアル展開催中”. 富士ゼロックス株式会社 ニュースリリース (2010年6月1日). 2016年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年10月3日閲覧。
- ^ Fuji Xerox Art Space (版画ギャラリー)(富士ゼロックス株式会社)
- ^ “富士ゼロックス、R&Dスクエアが「日本免震構造協会賞」作品賞に”. PJ web news (2011年6月8日). 2011年8月25日閲覧。
参考資料
- 富士ゼロックスR&Dスクエア (PDF) (一般社団法人 日本建設業連合会)
外部リンク
- 横浜みなとみらい事業所 - 富士フイルムビジネスイノベーション
- 富士ゼロックス R&D スクエア - 光井純 アンド アソシエーツ 建築設計事務所
(はまみらいウォーク/みなとみらい大橋) | 高島水際線公園 | ミュージックテラス(Kアリーナ横浜/ヒルトン横浜/Kタワー横浜)(開発中) | ||
日産自動車グローバル本社 (みなとみらい大通り/みなとみらい歩道橋) | 横浜アンパンマンこどもミュージアム | |||
富士ゼロックス R&Dスクエア | ||||
(みなとみらい歩道橋) 京急グループ本社 |
(みなとみらい歩道橋/とちのき通り) 横浜グランゲート |
大和ハウス工業などによる52街区複合開発(名称未定/計画中) |
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