尿管
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/25 03:32 UTC 版)
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尿管 | |
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英語 | Ureter |
動脈 | 上膀胱動脈 腟動脈 |
尿管(にょうかん、ureter)とは腎で作った尿を膀胱に運ぶ管腔臓器である。長さは約28 cm、直径4–7 mm。輸尿管(ゆにょうかん)ともいう。左右に1本ずつある。粘膜・筋層および線維性の外膜からなる。筋層は2層からなり(内縦・外輪であるが、下部では外輪層の外側に縦走筋がある)、1分間に1–4回の蠕動運動をしており、これにより尿を膀胱に効率よく運ぶ。膀胱までに尿を運ぶ際に狭窄する場所として腎盂から尿管へ移行する尿管起始部、総腸骨動脈・総腸骨静脈との交叉部、膀胱壁を貫く膀胱への移行部がある。
腎結石が尿管につかえて痛みの発作をおこすことがある。
関連項目
「尿管」の例文・使い方・用例・文例
- 彼は尿管のトラブルで泌尿器科医を訪ねた。
- 私は先月、尿管結石に苦しみました。
- 腎臓と尿管のレントゲン撮影法(大抵不透過性色素で注入したあと)
- 造影剤の静脈注射による腎盂腎盂尿管撮影を実行すること
- 皮膚・耳・喉・肺・尿管などの軽いあるいは適度に厳しい感染に対して共通して処方される経口セファロスポリン(商標名ケフレックス、ケフタブ)
- 重大な皮膚・呼吸器・尿管・骨・関節のバクテリア感染に対して用いられる経口抗生物質(商標名シプロ)
- X線不透過性色素の注入後の腎臓と尿管のX線像
- 腎臓と尿管のX線
- 尿管の感染症を治療するために使用されるスルファンアミド(商標名ガントリジン)
- 尿は腎臓から尿管を通じて膀胱へ送られる
- 腹大動脈から始まり、腎臓、副腎および尿管に供給している動脈
- 尿が尿管を通過する前に排出される肝臓の排気口のじょうごのような形をした構造
- 膀胱と尿管の炎症
- 尿管から腎盂へ尿が逆流すること
- 膀胱から尿管への尿の逆流
- 尿管の炎症
- 尿管の詰まりのために腎臓内での尿の蓄積
- 膀胱への尿管の端の脱出
- 尿管の狹窄症
- 細尿管という動物の器官
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