料紙
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/09 02:37 UTC 版)
料紙は縹色に染められた漉染紙で、薄墨の罫線が幅3.6cmで引かれている。大きさは縦28.7cm×横154.9cmで、現状は巻子1巻に仕立てられている。通常、諡号勅書には白色の紙が使われるところ、円珍を顕彰するための配慮として縹紙が採用されたとする説がある。なお、文書の切断や改竄を防ぐため、本書には、朱文方印「天皇御璽」(8.7cm×8.7cm)が13顆、裏面に2顆捺されている。
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