有言実行とは？ わかりやすく解説

出典:『Wiktionary』 (2021/12/05 07:52 UTC 版)

語源

• 不言実行を捩（もじ）って作られた語。

名詞

有言実行 (ゆうげんじっこう)

1. 自分で言ったことを実行すること。
   • 1924年、大阪毎日新聞「移民の必要とその理想」^[1]

     その使命を自覚し、その理想を実行するに須らく勇敢出精であらねばならぬ一部の人々が考うるように、移民事業に何の遠慮があろうか。有言実行益々可なりである。

   • 2018年、奥増夫訳、フレッド・Ｍ・ホワイト「幽霊島」^[2]

     わしの信念では、激しく噴射すれば、滝の中央に下端から上端まで、長さ八百キロメートルの穴をあけることができる。どうだ、有言実行のわしなら何でもできる。これを見ろ

   • 2020年、田嶋要、第201回国会衆議院^[3]

     大臣、私の印象は、大臣は、意外とと言っちゃ失礼ですけれども、有言実行で改革していただいていると思います。

対義語

• 不言実行

動詞

有言実行する (ゆうげんじっこうする)

1. (他動詞) 自分で言ったことを実行する。
   • 1966年、柳田秀一、第51回国会衆議院^[4]

     総理はまた、有言実行をも国民に約束されました。すなわち、アジアの立場を貫き、平和に徹し、これを有言実行する、その言やまさによしであります。

   • 2011年、後藤田正純、第177回国会衆議院^[5]

     本来ならば、マニフェスト選挙をうたって政権交代したのであれば、あなたの模範とするイギリス政治に倣い、熟議したはずのマニフェストを淡々と有言実行していけばよいのです。

   • 2019年、奥増夫訳、フレッド・Ｍ・ホワイト「煉獄」^[6]

     成就の暁はとびきり甘美になろう。さあ、気持ちを楽にして眠りなさい。名誉にかけて、有言実行するから

活用