甲皮
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 00:33 UTC 版)
頭部の背面と左右を包んだ甲皮(head sclerite complex)はアンプレクトベルア科のものに似て、いずれも小さく楕円形の構造体である。背側の甲皮(H-element)は前後より左右に長く、外縁が分化していた。左右の甲皮(P-element)は背側の甲皮と同じ程度大きさで、前方にある棒状の突出部(P-element neck)を介してお互いに連結する。
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甲皮
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 15:41 UTC 版)
発達した3枚の甲皮(head sclerite complex)は同じほど長く、表面は縦に並んだ筋と、それに沿って生えたこぶが数多くある。 背側の甲皮(H-element)は縦長い楕円形で、縁が鋸歯状にこぶが並んでいる。三叉状の先頭は中央の突起が最も突出し、左右の突起は丸みを帯びて短い。後方は幅広く、両後端の短い突起(posterolateral processes)は先端が尖り、内側に更に1本の棘がある。その間にある1本の幅広い突出部は丸みを帯びて、中央がわずかに凹む。この3つの突出部の間に当たる2つの窪みは、未発見の1対の複眼が突出する部分(ocular notches)であったと考えられる。 左右の甲皮(P-element)は背側の甲皮より幅狭いしずく型で、先端の短い連結部(P-element neck)は腹側に1本の棘がある。後上方は眼の位置に対応したと思われる浅い窪み(ocular notch)がある。
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