綾凰華
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/04 10:14 UTC 版)
あや おうか 綾 凰華 | |
---|---|
生年月日 | 1月5日 |
出身地 | 日本 兵庫県宝塚市 |
身長 | 169cm |
血液型 | B型 |
職業 | 女優 |
ジャンル | 舞台 |
活動期間 | 2012年 - |
活動内容 | 2012年:宝塚歌劇団入団 2013年:星組配属 2017年:雪組へ異動 2022年:宝塚歌劇団退団、芸能活動再開 |
公式サイト | 綾凰華オフィシャルウェブサイト |
主な作品 | |
宝塚歌劇 『ヴェネチアの紋章』 『CITY HUNTER』 | |
備考 | |
宝塚歌劇団卒業生 |
綾 凰華(あや おうか、1月5日[1] - )は、日本の女優。元宝塚歌劇団雪組・星組の男役スター[2]。
兵庫県宝塚市[3]、県立宝塚高等学校出身[3]。身長169cm[1]。血液型B型[1]。愛称は「あやな」[3]。
来歴
2010年、宝塚音楽学校入学。
2012年、宝塚歌劇団に98期生として入団[4][1]。入団時の成績は6番[4]。宙組公演「華やかなりし日々/クライマックス」で初舞台[5]。
2017年8月7日付で雪組へと組替え[6]。同年、望海風斗・真彩希帆トップコンビ大劇場お披露目となる「ひかりふる路」で、新人公演初主演[7][8][9]。
2018年の「ファントム」で2度目の新人公演主演を務め、新人公演を卒業[10][11][12]。
2022年6月12日、「夢介千両みやげ/Sensational!」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[13][2]。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
初舞台
組まわり
星組時代
- 2013年3 - 4月、『南太平洋』(ドラマシティ・日本青年館) - ブライアン・コニック/エミールの屋敷の使用人
- 2013年5 - 8月、『ロミオとジュリエット』
- 2013年10月、『日のあたる方(ほう)へ』(ドラマシティ・日本青年館)
- 2014年1 - 3月、『眠らない男・ナポレオン-愛と栄光の涯(はて)に-』 - 新人公演:ルイ(本役:夏樹れい)
- 2014年5 - 6月、『太陽王〜ル・ロワ・ソレイユ〜』(東急シアターオーブ)
- 2014年7 - 10月、『The Lost Glory -美しき幻影-』 - 新人公演:パット・ボローニャ(本役:礼真琴)『パッショネイト宝塚!』[2]
- 2014年11月、柚希礼音スーパー・リサイタル『REON in BUDOKAN〜LEGEND〜』(日本武道館)[2]
- 2014年12月、『アルカサル〜王城〜』(バウホール) - マルティン・ロハス
- 2015年2 - 5月、『黒豹(くろひょう)の如(ごと)く』 - 新人公演:マルセリーノ・フェデリコ(本役:礼真琴)『Dear DIAMOND!!』
- 2015年6 - 7月、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(赤坂ACTシアター・ドラマシティ)
- 2015年8 - 11月、『ガイズ&ドールズ』 - GI、新人公演:ラスティー・チャーリー(本役:麻央侑希)
- 2016年1月、『鈴蘭(ル・ミュゲ)-思い出の淵から見えるものは-』(バウホール) - マルセル[9]
- 2016年3 - 6月、『こうもり』 - 新人公演:ガブリエル・フォン・アイゼンシュタイン侯爵(本役:紅ゆずる)『THE ENTERTAINER!』[8][9][2]
- 2016年6月、『Bow Singing Workshop〜星〜』(バウホール)
- 2016年8 - 11月、『桜華に舞え』 - 三上卓/須田良治、新人公演:衣波隼太郎(本役:紅ゆずる)『ロマンス!! (Romance)』[8][2]
- 2017年1月、『オーム・シャンティ・オーム-恋する輪廻-』(東京国際フォーラム) - ゴヴィンダ・アフジャー/医者/オームの影
- 2017年3 - 6月、『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』 - ハル、新人公演:マクシミリアン・ロベスピエール(本役:七海ひろき)[8][9]
- 2017年7 - 8月、『阿弖流為-ATERUI-』(ドラマシティ・日本青年館) - 母礼[8][2]
雪組時代
- 2017年11 - 2018年2月、『ひかりふる路(みち)〜革命家、マクシミリアン・ロベスピエール〜』 - オーギュスタン・ロベスピエール、新人公演:マクシミリアン・ロベスピエール(本役:望海風斗)『SUPER VOYAGER!』 新人公演初主演[7][8][12][9][2]
- 2018年3 - 4月、『誠の群像』 - 沖田総司『SUPER VOYAGER!』(全国ツアー)[2]
- 2018年6 - 9月、『凱旋門』 - ペペ/ダンサー/黒い影、新人公演:ボリス・モロゾフ(本役:望海風斗)『Gato Bonito!!』[12][2]
- 2018年11 - 2019年2月、『ファントム』 - ラシュナル、新人公演:ファントム(本役:望海風斗) 新人公演主演[10][11][12][2]
- 2019年3 - 4月、『PR×PRince』(バウホール) - ヴァレンティン
- 2019年5 - 9月、『壬生義士伝』 - 大野千秋『Music Revolution!』[5]
- 2019年10 - 11月、『はばたけ黄金の翼よ』 - ロレンツォ『Music Revolution!』(全国ツアー)
- 2020年1 - 3月、『ONCE UPON A TIME IN AMERICA(ワンス アポン ア タイム イン アメリカ)』 - ニック[5]
- 2021年1 - 4月、『fff-フォルティッシッシモ-』 - ルドルフ大公『シルクロード〜盗賊と宝石〜』[3]
- 2021年6月、『ヴェネチアの紋章』 - マルコ・ダンドロ『ル・ポァゾン 愛の媚薬-Again-』(全国ツアー)[3][2]
- 2021年8 - 11月、『CITY HUNTER』 - 槇村秀幸『Fire Fever!』[2][5]
- 2022年3 - 6月、『夢介千両みやげ』 - 悪七『Sensational!』 退団公演[13][2]
出演イベント
- 2018年5月、『凱旋門』前夜祭
- 2018年12月、タカラヅカスペシャル2018『Say! Hey! Show Up!!』
- 2019年12月、タカラヅカスペシャル2019『Beautiful Harmony』
宝塚歌劇団退団後の主な活動
舞台
- 2022年9 - 10月、『阿国-かぶく恋、夢の果て-』(サンシャイン劇場) - 三十郎[注釈 1]/阿国[注釈 1][14]
- 2023年2月、『『刀剣乱舞』禺伝 矛盾源氏物語』(TOKYO DOME CITY HALL・オリックス劇場) - 一文字則宗[15]
- 2023年5月、『ホロー荘の殺人』(三越劇場) - ヴェロニカ・クレイ[16]
- 2023年5 - 6月、『2STEP』(日本青年館・ドラマシティ)[17]
- 2023年9 - 10月、『アンドレ・デジール 最後の作品』(よみうり大手町ホール・サンケイホールブリーゼ)[18]
- 2023年11月、『庭の木と四つの物語』(六本木トリコロールシアター)[19]
- 2023年12月、『それを言っちゃお終い〜ストレートプレー〜』(六本木トリコロールシアター)[20]
- 2023年12月、朗読劇『ラストダンスは私に〜岩谷時子物語〜』(六行会ホール) - 越路吹雪[注釈 2][21]
- 2024年1月、『ある閉ざされた雪の山荘で』(大手町三井ホール) - 笠原温子[22]
- 2024年7月、『若草物語』(博品館劇場) - ジョー[23]
- 2024年12月 - 2025年1月『天保十二年のシェイクスピア』(日生劇場・博多座・オーバード・ホール・愛知県芸術劇場)[24]
TV出演
- 2019年7月、フジテレビ『2019 FNSうたの夏まつり』
受賞歴
- 2018年、『阪急すみれ会パンジー賞』 - 新人賞[25]
脚注
注釈
出典
- ^ a b c d e 綾凰華 公式プロフィール 綾凰華オフィシャルウェブサイト。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n Memories of 綾凰華 タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ a b c d e <華宝塚>心燃やして全力で 綾凰華(雪組) 東京新聞。
- ^ a b c 100年史(人物) 2014, p. 124.
- ^ a b c d 元宝塚歌劇団・雪組男役スター【綾凰華】退団後、初登場!千秋楽、そして彩風咲奈さんとの思い出 VoCE。
- ^ “花組2番手スター芹香斗亜が10・30付で宙組へ”. 日刊スポーツ. (2017年7月7日) 2019年10月10日閲覧。
- ^ a b “綾凰華 新人公演初主演 雪組異動わずか3カ月で大抜てきに「緊張しているヒマも…」”. スポーツニッポン. 2019年6月3日閲覧。
- ^ a b c d e f g “大きな光 憧れの望海風斗さんと…/綾凰華”. 日刊スポーツ. 2019年6月4日閲覧。
- ^ a b c d e f 名取千里 (2017年12月1日). “フランス革命の雄、ロベスピエール役で新人公演に挑む”. ウィズたからづか 2019年10月10日閲覧。
- ^ a b “「懸命に生きるファントム、表現したい」 宝塚・綾凰華”. 朝日新聞. 2019年6月4日閲覧。
- ^ a b “【宝塚歌劇団】雪組新人公演主演の綾凰華、繊細な芝居でファントムを好演「たくさんの課題に挑戦できた感謝」”. 産経新聞. 2019年6月4日閲覧。
- ^ a b c d 名取千里 (2018年12月1日). “待望の再演『ファントム』の新人公演でエリックの複雑な感情表現を演じきる”. ウィズたからづか 2019年10月10日閲覧。
- ^ a b 宝塚雪組トップ・彩風咲奈が4か月ぶりの舞台開幕に「元気に最後まで」 宙組から組替えの和希そらも躍動 スポーツ報知。
- ^ “古典芸能の名作を朗読×日本舞踊で、Tales of Love「阿国」に瀬戸かずや・綾凰華”. ステージナタリー. ナターシャ (2022年9月19日). 2022年10月3日閲覧。
- ^ 七海ひろき扮する歌仙兼定ら刀剣男士が集結、刀ステ新作「禺伝」メインビジュアル ステージナタリー。
- ^ 凰稀かなめ&紅ゆずるが共演、ノサカラボ「ホロー荘の殺人」 ステージナタリー。
- ^ GANMI×宝塚歌劇OG「2STEP」本日開幕!出演者と観客が“歩み寄り”できあがる一体感を楽しみに ステージナタリー。
- ^ 高橋亜子×鈴木裕美×清塚信也のミュージカルにウエンツ瑛士・上川一哉・上山竜治・小柳友 ステージナタリー。
- ^ 綾凰華、富本惣昭、渡辺みり愛、大高洋夫出演で『庭の木と四つの物語』をドラマ・リーディング化 メディア スパイス。
- ^ 「それを言っちゃお終い」ストレートプレイ版に綾凰華・天宮良・百名ヒロキ ステージナタリー。
- ^ “「ラストダンスは私に」植草克秀の演出で再演、岩谷時子役に凰稀かなめ・貴城けい”. ステージナタリー (ナターシャ). (2023年9月24日) 2023年9月25日閲覧。
- ^ 室龍太主演の舞台「ある閉ざされた雪の山荘で」、追加キャストに大野いと・加藤良輔ら ステージナタリー。
- ^ “有沙瞳・綾凰華・小泉萌香・星南のぞみが四姉妹に、Classic Movie Reading「若草物語」上演決定”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年5月22日). 2024年5月22日閲覧。
- ^ “主演は浦井健治、井上ひさし×宮川彬良×藤田俊太郎「天保十二年のシェイクスピア」”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年6月4日). 2024年6月4日閲覧。
- ^ 『2018年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2019年、87頁。ISBN 978-4-86649-090-8。
参考文献
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。
外部リンク
- 綾凰華オフィシャルウェブサイト
- 綾凰華 (@ayaoka_staff) - X(旧Twitter)
- 綾凰華 (@aya_o_ka) - Instagram
- 綾凰華のページへのリンク