のう‐よう〔‐ヤウ〕【×膿瘍】
膿瘍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/14 07:37 UTC 版)
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膿瘍(のうよう)とは、化膿性炎症が生体組織内に限局した場合で崩壊した好中球に由来した分解酵素により中心部から融解して、膿を満たした空洞を形成した状態をいう。また、膿瘍形成には、持続的な激しい炎症性刺激が前提条件となっている。
皮下、肝臓、脳、肺、腎臓に見られる。また、皮膚や口腔粘膜の比較的表層(上皮内や上皮直下)に限局した膿瘍は膿疱という。
深部に形成された膿瘍では瘻管が形成され膿が外部へと排出される。
病気
関連項目
参考文献
- 日本獣医病理学会編集 『動物病理学総論 第2版』 文永堂出版、2001年、ISBN 4-8300-3183-2、ISBN 978-4-8300-3183-0。
膿瘍
「膿瘍」の例文・使い方・用例・文例
- その男の子は咽後膿瘍に罹っていた。
- 扁桃周囲膿瘍
- 局地的伝染病は、限定的な膿瘍を形成した
- 幼虫は、畜牛の皮下にこぶだらけの膿瘍(牛皮腫)を作る毛むくじゃらのミツバチのようなハエ
- ウマバエまたはウシバエの幼虫が原因の家畜の皮下のこぶだらけの膿瘍
- 膿瘍または小嚢における病原性の物質の形成と膿の放出
- 歯肉の腫れものや膿瘍
- 膿瘍から放出される、膿を形成するバクテリアが引き起こす敗血症
- 膿瘍(膿が蓄積しているところ)の先端
- 汗腺膿瘍という症状
- 肝膿瘍という肝臓の病気
- 歯槽膿瘍という,歯ぐきの病気
- 膿瘍という,膿が周囲組織から分離されて限局性に貯留する症状
- 肺膿瘍という症伏
膿瘍と同じ種類の言葉
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