じ‐まえ〔‐まへ〕【自前】
自前
読み方:じまえ
- 芸妓が抱主の世話にならず、総てのことを自己が支弁して営業するを云ふ。
- 1 芸妓などが抱主より離れ独立にて営業すること。2 劇場にては何でも費用を自弁することにいふ。
- 抱主と貸借関係なくして独立で生計を営む芸者のことをいふ。芸妓によつて、稼いだ金高を抱主と折半又は四分六分の割合で分配することになつて居る。〔花柳語〕
- 抱主とは何の貸借関係もなく、独立して生活してる芸者のこと。〔花柳界〕
- じまえ。抱主に前借なく全部の収入を全部自己の所有となし得る芸妓。即ち自己の計算にて営業し得る妓の事。
- 芸妓の芸妓屋を兼ねる者。
- 抱主と貸借関係なくして独立で生計を営む芸者のことをいふ。自前芸者にても芸妓によつて、稼いだ金高を抱主と折半又は四分六分の割合で分配することになつて居る。
- 抱へ主とは何の貸借関係もなく、独立で営業をしてゐる芸者のことをいふ。
- 芸妓が抱主に借金なくして、折半又は四分六の割合で、かせぎ高を分配するものを云ふ。
- 花柳界用語。抱主と貸借関係なくして独立で生計を営む芸妓のこと。
- 〔花〕芸妓が抱主に貸借関係なくしていること、又は折半、四分六の割合でかせぎ高を分配するをいう。
- 抱主と貸借関係なくして独立で生計を営む芸者のこと。芸妓によって七三、叩き分け、看板がり、四分六、折半などの割がある。〔花柳界〕
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