著書についての批判
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 04:41 UTC 版)
2010年11月、著書『自衛隊風雲録』に記載されている航空自衛隊内でのセクハラ事件とその訴訟 に関する内容が、在任中に知りえた情報を漏洩した守秘義務違反(自衛隊法第59条、退官後も適用される。同法118条1項1号に罰則規定)および元自衛官の女性に対する名誉毀損にあたるとして、女性の代理人から謝罪などを求める通告書が田母神に送られた。 女性は「よくある男女間の“いざこざ”のたぐい」「女性は精神的に不安定で、入院した経歴もあり」という記述によって、「(自身の)名誉を傷つけられた」としている。女性の弁護士は「本の内容は事実と異なり、守秘義務にも反する」とみなしている。 2012年12月末、著書を「男性は腕力で女性を抑圧して性交しようとした」という部分などを引用した形で訂正することで女性側と合意した事が報道された。女性の代理人は記者会見において「実質上の謝罪と受け止めている」と発言している。
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