せいひん‐けいれつ【製品系列】
読み方:せいひんけいれつ
製品系列
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/28 16:30 UTC 版)
コネクサントは、モデム、ファクシミリ、現金自動預け払い機などに使われる集積回路では世界有数のメーカーである。2010年現在も、コネクサント製 Softmodem プロセッサはモデム市場での高い市場シェアを保持している。モデム製品の他に、イメージセンサ、HDオーディオコーデック、ビデオエンコーダ・ビデオデコーダの開発、販売も行っている。 Brooktree 買収後、セットトップボックス市場に参入し、TVチューナー用DSP(主にPC用アドオンカードおよびVTR向け)でも大きなシェアを有するようになっている。 2003年、デジタル加入者線 (DSL) や無線ネットワーク (Wi-Fi) 向けの集積回路で有名な GlobespanVirata を吸収合併した。GlobespanVirata のもたらした技術により、コネクサントは家庭と外界を繋ぐあらゆるブロードバンドメディアに関する技術を扱う企業へと成長した。 2004年、H.264とVC-1の技術を保有する Amphion Semiconductor を買収した。これは、コネクサントのライバルであるBroadcomが、コネクサントに H.264 関連の技術を提供していた Sandvideo を戦略的に買収してしまったことへの対抗措置であった。この買収により、HDTV市場への道も保証された。 コネクサントは2002年に半導体工場を Jazz Semiconductor としてスピンオフさせ、ファブレス企業となった。半導体製造は台湾のTSMCやUMC、ドイツ・シンガポールのGLOBALFOUNDRIESに委託している。
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