諏訪三郎
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諏訪 三郎(すわ さぶろう、1896年12月3日[1] - 1974年6月14日[1])は、日本の小説家。福島県安積郡赤津村(現在の郡山市湖南町)出身[1]。本名は半沢成二[1]。
実家は地主だったが、父親が政治に参加して没落した[1]。苦学の末、『中央公論』の記者となり、佐藤春夫に私淑した[1]。1924年、横光利一や川端康成らと『文藝時代』を創刊する[1]。小説『大地の朝』でベストセラー作家となった[2]。
著書
- 『ビルヂング棲息者』金星堂 1927
- 『就職戦線をめがけて』金星堂、1929
- 『官省・会社・銀行・新聞社就職試験問題集 昭和6年版』金星堂、1930
- 『父の肖像画 純情小説』金星堂 1936
- 『大地の朝』大日本雄辯會講談社 1941.6
- 『鉄の愛情』東水社 1942
- 『家』大日本雄弁会講談社 1942
- 『美しき山河』東光堂 1943
- 『鬼怒十里』牧書房 1943
- 『青春の希望』六芸社 1943
- 『乳房』向陵書院 1946
- 『峠の少女』むさし書房 1948
- 『駒草物語』東方社 1950
- 『白ばらの友情』育英出版 1950
- 『鬼怒十里』筑波書房 1980.1 (ふるさと文庫)
- 『大正の雑誌記者 一婦人公論記者の回想 半沢成二』中央公論社 1986.2
翻訳など
- 『アンクルトムの木小屋』ハリエット・ビイチャア・ストウ 南北書園 1949.11
- 『将軍ロメルの悲劇 砂漠の鬼将軍・熱砂の秘密』欧米出版社 1952 (世界名作映画小説全集)
- 『金色夜叉』第1巻 尾崎紅葉著 諏訪三郎訳 彩光新社 1958
脚注
- ^ a b c d e f g こおりやま文学の森資料館 - 諏訪三郎
- ^ “【6 諏訪三郎(すわ さぶろう)(半澤成二(はんざわ せいじ))】”. adeac.jp. 2024年11月4日閲覧。
参考文献
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- 『人間・諏訪三郎』「人間・諏訪三郎」刊行会、1987.7
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