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超冖とは? わかりやすく解説

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テトレーション

(超冖 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/11 07:52 UTC 版)

テトレーション: tetration)とは、冪乗の次となる4番目のハイパー演算である。つまり、自らの冪乗を指定された回数反復する二項演算である。超冪(ちょうべき)ともいう。テトレーションという語はルーベン・グッドスタインによって、「4」を意味する接頭辞 tetra- と「繰り返し」を意味する iteration から作り出された[1]

定義

任意の正の実数 a > 0 および非負整数 n ≥ 0 に対し、次のようにテトレーション na再帰的に定める。

区間 x ∈ (0, 1] における y = xxy = xx のグラフ。

1/2x2x0 から 1 までの定積分は二年生の夢と呼ばれる。

収束または振動する点
発散する点

複素数の累乗が可能なことから、テトレーションは複素数の底に対しても定義できる。

例えばテトレーション ni対数関数主枝を用いて定められる。このときオイラーの公式から次の式が得られる。

関数
xa の一次近似によるグラフ(a = 4, e, 2, 1.5, 0.5)。漸近線x = -2

一次近似(連続性のもと微分可能性を近似)は次のように与えられる。

xa の二次近似によるグラフ(a = 4, e, 2, 1.5, 0.5

(微分可能性についての)二次近似は次のように与えられる。

複素平面上にテトレーション
y = xs のグラフ。

超平方根(: super square root)は 2x の逆であり、二つの等価な表記 ssrt(x), xs を持つ。

この関数は次のようなランベルトのW関数による表示を持つ。[18]

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この記事は、ウィキペディアのテトレーション (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

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