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輪鼓とは? わかりやすく解説

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りゅう‐ご〔リウ‐〕【輪鼓/輪子】

読み方:りゅうご

鼓(つづみ)のように、胴の中ほどくびれた形。

平安時代散楽曲芸で、1のような形をしたものくびれた部分に緒を巻きつけ、回しながら投げ上げたり、受け取ったりするもの。

紡績具で、紡錘(つむ)に取り付け調べ糸をかけて回転させるもの。

紋所の名。1図案化したもの

武具で、1の形をした指物

馬術で、馬を1の形のように歩ませるもの。りゅうごのり。

輪鼓/輪子の画像
輪鼓の紋所

輪鼓

読み方:リュウゴ(ryuugo)

作者 渋沢竜彦

初出 昭和53年

ジャンル 随筆


輪鼓

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/09/08 18:30 UTC 版)

輪鼓(りゅうご)とは、独楽の一種。空中独楽、デアボロディアボロなどとも呼ばれる。その名の通り、他の独楽とは違い、地面で回さず空中で操作するのが特徴である。

構造

木製。中央の部分にくびれが生じた、リンゴの芯のような形状をしている。名前はに形状が似ていることに由来する。

遊び方

細い糸をくびれの部分に挟み、糸を操作して独楽を動かしたり、空中に投げてキャッチするなどして遊ぶ。

歴史

輪鼓で遊ぶ安徳天皇

中国の時代に流行していた。日本には平安時代に渡来、鎌倉時代の頃には、大衆の玩具として普及していた。室町時代になると放下という専門の業師も現れるようになったが、江戸時代には衰退。明治時代になり、再び玩具としての人気を博すようになった。デアボロという名称も、この頃定着した。同じ頃、ヨーロッパにも中国より渡来して、世界規模で流行した。現在は往時ほどの人気こそないが、長崎栃木福島などに郷土玩具として伝わり、製造されている。

参考文献

  • 斎藤良輔「日本人形玩具辞典」(東京堂出版) 475、476頁



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