遠心
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 03:59 UTC 版)
半径方向に遠心力で液体に圧力を与える方式のポンプ。 渦巻きポンプ渦巻き羽根で遠心力により半径方向に圧力を与えるもの。ポンプとしては最も多く製作・納入されている形式である。水道・下水道の送水ポンプから化学プラント用のプロセスポンプまで、多様な用途に使用されている。軸受の個数やケーシングの分割方法などにより、さらに細かく分類される。 ディフューザポンプ(英: diffuser pump)渦巻き羽根の外側の固定案内羽根 (guide vane) で高圧力を得られるようにしたもの。高圧の小水量の給水ポンプに用いられる。渦巻ポンプに比べ効率が高くなるが、効率の高い運転範囲は狭くなる。運転圧力の変動が少ない箇所に適している。 カスケードポンプ(うず流れ・粘性・摩擦・再生)多数の小さな溝の刻まれた円盤状の羽根をケーシング中で高速回転させ、液体をほぼ1回転させることにより高圧を得るもの。小流量・高圧に適する。
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「遠心」の例文・使い方・用例・文例
- これは遠心力ですがニュートンは絶対運動と見なしています。
- 遠心力.
- 遠心分離機.
- 遠心[渦巻き]ポンプ.
- 彼らは交替に遠心分離し混合することによってグリセロールから取り除かれた
- 回転して遠心力を利用することによって、乾かす(衣服)
- 遠心力
- 遠心性神経と衝動
- 超遠心分離機の作用を受けさせる
- 流体をパイプに放出するのに遠心力を使用するポンプ
- 懸濁液から粒子を分離するために遠心力を利用する装置
- 血液における相対的な量の血球とプラズマを決定する(通常遠心で)測定器
- それに入れられる衣服を乾かすのに遠心性の動きを使用する衣服乾燥機
- 熱風でシリンダー内の濡れた服を遠心脱水する服乾燥機
- 高分子化合物とタンパク質の大きな分子の相対的な分子量を決定するために使われる高速の遠心分離機
- 脛骨と腓骨の遠心端と距骨の近位端の間の平面関節
- 遠心分離を用いて異なった密度の物質を分離させる過程
- 非常に速いスピードでの遠心分離
- (航空学)回転物体(プロペラなど)から生じる遠心力がシャフトに力を生じず、振動が減少する均衡状態
- 遠心圧縮機という,気体を圧縮する機械
遠心と同じ種類の言葉
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