食草
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食草(しょくそう、host plant)は草食動物、とくに植食性昆虫が食物として摂食する植物のこと。寄主植物[1]、食餌植物[2]とも。また、対象が木本の場合は「食樹」と呼び、「食草」を草本のみを指すものとして区別する場合もある[3]。
- ^ a b c 中秀司 著「2. 飼育法 (1) 採卵と交配 - 飼育の基本は卵から -」、那須義次; 広渡俊哉; 吉安裕 編 編 『鱗翅類学入門 飼育・解剖・DNA研究のテクニック』東海大学出版部、2016年、38-61頁。ISBN 978-4-486-02111-7。
- ^ “みんなで作る日本産蛾類図鑑”. 2021年2月4日閲覧。
- ^ a b c d e 森上信夫、林将之 『昆虫の食草・食樹ハンドブック』文一総合出版、2010年。
- ^ a b c d 伊藤智夫「蚕児の食性について」『日本蚕糸学雑誌』第28巻第1号、日本蚕糸学会、1959年、 52-57頁、 doi:10.11416/kontyushigen1930.28.52、 ISSN 0037-2455、 NAID 130004029469。
- ^ a b c d e Elizabeth A. Bernays; Reginald F. Chapman (1994). Host-Plant Selection by Phytophagous Insects. Contemporary Topics in Entomology. 2. Springer US. doi:10.1007/b102508
- ^ 西田律夫「昆虫と植物二次代謝成分 その特異な化学生態学」『化学と生物』第27巻第4号、日本蚕糸学会、 228-235頁、 doi:10.1271/kagakutoseibutsu1962.27.228、 ISSN 0037-2455、 NAID 130003633321。
- ^ 西田律夫「共進化する蝶と食草」『生命誌』第5巻第2号、JT生命誌研究館、 228-235頁。
- 1 食草とは
- 2 食草の概要
食草
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「リュウキュウウラボシシジミ」の記事における「食草」の解説
マメ科を主な食草とし、沖縄本島ではミソナオシ、トキワヤブハギ、リュウキュウヌスビトハギがその食草として知られ、西表島ではトキワヤブハギだけが知られている。日本におけるこれらの食草の分布は本種のそれよりかなり広い。本種全体で見ると、マレー半島ではマメ科の他にクチナシ類が食草として知られる。なお、飼育下ではヌスビトハギを餌にして羽化まで進んだ記録がある。
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