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魂魄とは? わかりやすく解説

こん‐ぱく【魂×魄】

読み方:こんぱく

「魂」は、人の精神つかさどる気。「魄」は、人の肉体つかさどる気》死者たましい霊魂

「—此(この)土(ど)に留まって」〈鏡花註文帳


こんぱく 【魂魄】

中国思想で、精神働きを魂といい、肉体的生命司る活力を魄という。魂は陽であり、魄は陰である。人が死ねば魂は遊離して天上に昇って神になるが、魄は地上残ってとなると考えられていた。ということは人間聖なるたましい(魂)と、俗なるたましい(魄)とを共有しているという考え方であろう。魂魄は死ねば離散するわけだから、これを離散させずに体内閉じ込めておけば不死であるとの考え生まれて、「拘魂制魄」が仙術であるともされた。また魂魄は体内にあって生命活動司り行為善悪監視する体内神の一つという観念生まれたたましい他人に憑依するといった怪談は、このような観念土台にしているのである

魂魄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/21 08:03 UTC 版)

魂魄(こんぱく)は、中国の道教伝統中国医学におけるについての概念である。


  1. ^ 加地伸行 『儒教とは何か』 中公新書 11版1995年(初版1990年) p.207
  2. ^ 多神教では先祖を人物神として祀ること(氏神信仰)もあるから、無鬼論(魂魄の否定)は一部で無神論にも通じている。


「魂魄」の続きの解説一覧

魂魄(こんぱく)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/18 17:24 UTC 版)

彩雲国物語の用語」の記事における「魂魄(こんぱく)」の解説

人が死ぬと四魂七魄に分かれ、魂は天を翔け、魄は地に潜る。魄は寿命分け持っており、4歳の魄1つにつき10年ほどの寿命がある。杜影月白夜会った時、既に魂は霧散し、魄も2つだけが残っていた。白夜同居するだけで寿命削られていく為、華眞延命に魄1つをあげた後、影月寿命5年にも満たないほどになっていた。

※この「魂魄(こんぱく)」の解説は、「彩雲国物語の用語」の解説の一部です。
「魂魄(こんぱく)」を含む「彩雲国物語の用語」の記事については、「彩雲国物語の用語」の概要を参照ください。

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魂魄

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 06:46 UTC 版)

名詞

こんぱく

  1. 死者たましい霊魂

「魂魄」の例文・使い方・用例・文例

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