Airとは？ わかりやすく解説

別表記：エア、エアー

「air」とは、空気・空中のことを意味する表現である。

「air」とは・「air」の意味

「air」は「空気」や「空中」などを意味する名詞で使われることが多いが、動詞としても使われる単語である。動詞では「放送する」や「空気に当てる」などの意味があり、例としては「This TV program airs every day.（このテレビ番組は毎日放送されています）」、「I aired my comforter.（私は掛け布団を干した）」のように使われる。なお「干す」という意味の単語には「dry」もあるが、dryは濡れているものを乾かす場合に使う単語で、airは乾かすよりも「風に当てる」のようなニュアンスで使われる。

また、airは慣用句としてもさまざまな使い方がある。代表的なものとしては「飛行機で」を意味する「by air」があり、「Cargo arrives by air.（貨物は航空便で到着する）」のような使い方となる。「放送中」を意味する「on the air」は、「オンエア」として日本でもすっかり定着した慣用句で、この他にも「誤解を解く」という意味の「clear the air」や、「（うわさなどが）広がる」を意味する「in the air」などがある。なお慣用句ではないが、近年では「air guitar」のように、存在しないのに実在しているかのようなものを指す表現にも使われるようになっている。

「air」の発音・読み方

「air」の発音記号は「éər」で発音も「エア」であるが、「エ」を強めに発音し「ア」は弱めに発音することがポイントである。さらに発音記号の「r」は舌を軽く巻くような感じで「ア」と「ル」の中間のような発声となるため、実際には「エアㇽ」のように聞こえる。カタカナ表記では「エア」。

「air」の語源・由来

「air」の語源は古代ギリシャ語で空気や風を意味する「ear」で、古期フランス語の「aire」に変化してairとなった。

「AIR（ビデオゲーム）」とは

株式会社ビジュアルアーツのゲーム開発ブランド「Key」が開発し、2000年9月に発売した恋愛アドベンチャーゲームのこと。「DREAM編」「SUMMER編」「AIR編」に分かれた3部作で、物語中の選択によりその後の展開が変化するマルチエンディングスタイルのゲームである。少年少女の恋愛をテーマに不可思議要素を盛り込んだ感動的シナリオが「泣きゲー」として話題を呼び、発売から半年程度で10万本を超える大ヒット作品となった。2023年現在でもダウンロード版が発売されている。

「AIR（アニメ）」とは

恋愛アドベンチャーゲーム「AIR」のテレビアニメ版のこと。ハイクオリティな作品を製作することで評判の京都アニメーション（通称：京アニ）が手掛けた作品で、2005年1月6日から3月31日までBS1において全12話と総集編・特別編が放送された。アニメの舞台として描かれている和歌山県美浜町には、聖地巡礼に訪れるファンのため巡礼スポットにアニメ画像との比較写真を掲載したパネルを展示している。

「Airワーク」とは

株式会社リクルートジョブズが提供する管理者用の求人採用管理サービスのこと。無料で求人募集や採用ホームページを作れることに加え、世界最大級の求人検索エンジン「Indeed」の無料枠にも転載されるので、多くの求職者にアプローチできることが特徴となっている。

「air」を含むその他の用語の解説

「Airレジ」とは

株式会社リクルートライフスタイルが提供するPOSレジアプリのこと。iPhoneやiPadとインターネット環境さえあれば、どこでもレジとして使用できる。売上計上だけではなく売上管理や分析などの機能も備えていながら無料で利用できることが特徴。

「SoftBank Air」とは

ソフトバンク株式会社が提供する高速インターネット回線端末のこと。初期工事が不要で、申し込み後に届くターミナル端末をコンセントにつなげばすぐにインターネットへの接続が可能。

「air」の使い方・例文

「air」には幅広い使い方があるが、主に「空気・空中」という意味で使われることが多い単語である。例文としては「He opened the window to get fresh air.（彼は窓を開けて新鮮な空気を取り入れた）」や、「Dust is floating in the air.（ほこりが空中に漂っている）」のような表現となる。

英語：air

(1)空気や大気を意味する英単語「air」をカタカナ表記した語。
(2)「架空の」を意味するネット用語。