ビュイック・ラクロス
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/16 02:25 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ラクロス (LACROSSE)は、GMが製造、ビュイックブランドで販売されている自動車である。
初代 (2004-2009年)
ラクロス | |
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前期型 後期型 | |
製造国 | カナダ 台湾 中華人民共和国 |
販売期間 | 2004-2009年 |
乗車定員 | 5名 |
ボディタイプ | 4ドアセダン |
エンジン | 2.4L I4 3.0/3.6/3.8L V6 5.3LV8 |
駆動方式 | FF |
変速機 | 4/6AT |
全長 | 5,030mm 5,000mm (中国) |
全幅 | 1,855mm 1,850mm (中国) |
全高 | 1,460mm |
ホイールベース | 2,805mm |
先代 | ビュイック・リーガル ビュイック・センチュリー オールズモビル・イントリーグ |
-自動車のスペック表- |
2004年下旬に、同ブランドのリーガル、センチュリーおよび2004年に廃止されたオールズモビルブランドのイントリーグの統合車として発売。
プラットフォームはGM Wプラットフォームを採用し、エンジンはV型6気筒 3.8L L26型、V型6気筒 3.6L HFV6型および、V型8気筒 5.3L LS4型エンジンを搭載し、4T65-E 4速オートマチックトランスミッションが組み合わせられる。
グレード構成はベースモデルの「CX」と中間グレードの「CXL」、上級グレードの「CXS」となり、CXおよびCXLにはL26型エンジンが、CXSにはHFV6型エンジンが搭載される。
2007年、ニューヨーク国際オートショーにおいて2008年モデルを発表。フロントグリルの形状が変更され、同時に新グレードの「スーパー (Super) 」が追加され、CXSは廃止された。スーパーにはV型8気筒エンジンに4T65-E HD 4速オートマチックが組み合わせられ、またリアスポイラーなどが装備され、サスペンションにチューニングが施された。
2008年12月23日、生産を終了した。
なお、中国及び台湾仕様については全く異なるボディシェルが与えられており、エクステリアはGMと上海汽車の合弁である汎亜汽車技術中心(PATAC)によってデザインされている。エンジンは直列4気筒2.4LおよびV型6気筒3Lエンジンを搭載し、米国向けに先駆けて6速オートマチックが組み合わせられた。さらに中国仕様ではハイブリッド車の「エコ・ハイブリッド」もラインナップされていた。
2代目 (2009-2016年)
ラクロス | |
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製造国 | アメリカ合衆国 韓国 中華人民共和国 |
販売期間 | 2009-2016年 |
乗車定員 | 5名 |
ボディタイプ | 4ドアセダン |
エンジン | 2.0/2.4L I4 3.0/3.6L V6 |
駆動方式 | FF AWD |
変速機 | 6AT |
全長 | 5,000mm |
全幅 | 1,855mm |
全高 | 1,505mm |
ホイールベース | 2,835mm |
車両重量 | 1,708–1,844kg |
-自動車のスペック表- |
2009年の北米国際オートショーで発表され、2010年モデルとして発売。2011年にフラッグシップ車であったルサーンが生産終了した為に北米地域におけるビュイックのフラッグシップ車となった。その後、中国仕様が投入されたが、2代目のエクステリアデザインは初代とは異なり北米仕様と同様のデザインとなっている。ただし、フロントフェンダーに付けられているGMのロゴは使われていない。
プラットフォームは、GMイプシロンIIプラットフォームが採用され、2008年の北京モーターショーに出品されたビュイック・インビクタコンセプトをベースに設計された。
エンジンは、直列4気筒 2.4L、V型6気筒 3Lおよび3.6Lエンジンを搭載し、6速オートマチックトランスミッションが組み合わせられる。先代に設定されていたV型6気筒 3.8L及びV型8気筒 5.3Lエンジン車は廃止となった。
2009年1月には、カナダのモントリオール国際オートショーで新型アリュールが発表された。
2010年4月、韓国の釜山モーターショーでGM大宇(現・韓国GM)版が「アルフェオン」 (Alpheon) の車名で発表された。ビュイック版との外観上の相違点はエンブレムのみであるが、他車種とは異なりアルフェオン専用のブランドエンブレムが与えられる[1]。
2010年11月15日、GMはラクロス2012年モデルの2.4L車に省燃費技術eAssistを標準搭載することを発表した。このeAssistは従来のBASマイルドハイブリッドシステムの改良版で、115Vリチウムイオンバッテリーと11kW (15ps) を出力するアシストモーターを搭載し、従来の2.4L車と比べて燃費を25%向上させている。これにより、市街地燃費および高速燃費はそれぞれ25MPG、37MPGとなる[2]。2011年9月には中国仕様にもeAssist搭載モデルが登場した[3]。
3代目 (2016-年)
ラクロス | |
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前期型 後期型 | |
製造国 | アメリカ合衆国 中華人民共和国 |
販売期間 | 2016-年 |
乗車定員 | 5名 |
ボディタイプ | 4ドアセダン |
エンジン | 1.5/1.8/2.0/2.5L I4 3.6L V6 |
駆動方式 | FF AWD |
変速機 | 6/8/9AT 7DCT |
全長 | 5,020mm |
全幅 | 1,865mm |
全高 | 1,460mm |
ホイールベース | 2,835mm |
車両重量 | 1,510–1,615kg |
-自動車のスペック表- |
2015年11月にアメリカで開催されたロサンゼルスオートショーで初公開され、2016年3月に中国市場で発売を開始した[4]。
車名
スポーツの球技である「ラクロス (Lacrosse)」に由来する。なお、「la crosse」はケベック・フランス語の俗語で自慰行為や詐欺を意味するため、カナダでは「魅惑する」という意味の「Allure」を用い、ビュイック・アリュール (Buick Allure)として販売されている。
脚注
- ^ Zach Bowman (2010年4月30日). “Buick LaCrosse rebranded as Daewoo Alpheon in South Korea”. Autoblog. 2010年5月2日閲覧。
- ^ Steven J. Ewing (2010年11月15日). “2012 Buick LaCrosse eAssist achieves up to 37 mpg highway”. Autoblog. 2010年11月15日閲覧。
- ^ “Buick Launces eAssist Version of LaCrosse in China”. Carscoop (2011年9月2日). 2011年11月6日閲覧。
- ^ “ビュイックの大型セダン、ラクロス 新型…中国で発売”. レスポンス. (2016年3月31日)
外部リンク
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固有名詞の分類
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