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C languageとは? わかりやすく解説

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シー‐プラス‐プラス【C++】

読み方:しーぷらすぷらす

《C++ languageとも》コンピュータープログラミング言語の一。C言語オブジェクト指向拡張施したもの。米国AT&T社が1992年策定C++言語シープラプラ


C言語

読み方シーげんご
【英】C language

C言語とは、1972年AT&Tベル研究所で、ブライアン・カーニハンデニス・リッチーによって開発された、コンパイル型の汎用プログラミング言語のことである。

C言語は、人間にとって記述内容解釈容易ないわゆる高級言語一種である。しかし、他の現代的なプログラミング言語比べる抽象度は低く、むしろC言語はアセンブリ言語に近いともいえる。コンパイル結果として生成されオブジェクトコードコンパクトで、処理性能がよいとされる

C言語は、システムソフトウェアアプリケーションソフトウェア中心として、幅広い用途用いられている。オペレーティングシステムOSに関しては、UNIX系OSWindows系OSといった主要なOS多くがC言語によって記述されている。また、デスクトップアプリケーション組み込みシステムにおいても、C言語が広く採用されている。

C言語の設計構造化プログラミング思想影響受けており、関数呼び出し順次処理、繰り返し処理(while、for)、条件判断(if、switch)をサポートしている。また、変数の定義、代入演算を行うことができる。C言語では、ポインタ変数使えることから、低レベル物理アドレス直接指定や、関数ポインタ用いた間接的な実行理などを行うことが可能となっている。データ型としては、整数小数文字といったプリミティブな型の他、配列構造体などをサポートしている。

また、C言語は、言語処理系プリプロセッサ持っているという点に特徴がある。これによって、別ファイルからの取り込み(#include)、マクロ定義(#define)、条件コンパイル(#ifdef)、コンパイラへの指示(#pragma)などが可能となっており、柔軟な実装を可能としている。

なお、C言語の特徴としては、メモリ管理開発者指定任されるという点もある。これによって、より柔軟幅広い処理制御を可能としている。他面メモリ破壊意図的また、偶発的に起きやすく、セキュアプログラム開発などでは問題生じ可能性もある。

C言語のソースファイルには、拡張子に「.c」が、同じくインクルードされるヘッダファイル拡張子としては「.h」が付く。

C言語は、1986年ANSIアメリカ規格協会標準となり、その後ISO国際標準化機構)やJIS日本工業規格)などの規格としても採用された。プログラマー人口多く、後に登場したC++Objective-CJavaD言語といったプログラミング言語にも多大な影響与えている。

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「C language」の例文・使い方・用例・文例

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