CompoNetとは？ わかりやすく解説

CompoNetとは、工場においてFA（ファクトリーオートメーション）を実現するネットワークシステムの1種であり、CIP (共通産業プロトコル) を使用したセンサーおよびアクチュエータレベルのネットワークの技術仕様である。ODVAが仕様を策定し2006年に公開した。

CompoNetはFAにおけるネットワーク階層の中では最下位層に位置づけられる。主にスイッチやセンサー等の機器が接続され少量のデータのやり取りに用いられる。バス型の配線によって構築され、最大ノード数は384、最大入出力点数は2560である。高速応答が可能ながら、汎用で廉価な丸型ケーブル（VCTF）が使えたり、専用フラットケーブルを使えば簡便に敷設できたりといった施工性の高さを特徴とする。