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DN-1とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 学問 > 化学物質辞書 > DN-1の意味・解説 

ジネックス

分子式C12H14N2O5
その他の名称ジネックス、ペジネックス、ジニトロシクロヘキシルフェノール、DN、Dinex、SN-46、DNOCHP、Pedinex、Dinitrocyclohexylphenol、6-Cyclohexyl-2,4-dinitrophenol、Dry mix No.1、DN-1、乾燥混合物1、ENT-157、2-Cyclohexyl-4,6-dinitrophenol
体系名:6-シクロヘキシル-2,4-ジニトロフェノール、2-シクロヘキシル-4,6-ジニトロフェノール


DN-1 (飛行船)

(DN-1 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/06/14 17:51 UTC 版)

艦歴
発注 コネチカット航空機会社
起工
進水 1917年4月20日
就役
退役
その後
性能諸元
重量 t
体積 m3
全長 53.51 m
直径 10.67 m
全高 m
機関 スタートバント モデル5、140馬力、2機
速度 巡航速度:km/h
最大速度:56km/h
航続距離 km
乗員
兵装
航空機

DN-1とは、アメリカ海軍初の飛行船である。本船は1915年、コネチカット州のニューヘブンにあるコネチカット航空機会社に発注された。DN-1は、ドイツの軟式飛行船であるパーゼファル型におおよそを基づいて作られた。船体の皮膜は、外側と内側をゴムで被覆した二層の布からできていた。船室はマサチューセッツ州、ドーチェスターにあるジョージ・ローリー社が製造した。これは大きな長方形の箱にアウトリガーをつけ、2基4翅のプロペラをそのアウトリガーに装着したものである。エンジンはマサチューセッツ州、ハイドパークにあるB・F・スタートバント社によって2機が製造され、開放式のゴンドラに搭載された。このプロペラは、水平または垂直方向に推力を与えるために、向きを変えることができた。アメリカ海軍は水上でDN-1を運用する予定だったため、ゴンドラは防水されていた。

DN-1はフロリダ州のペンサコラに廻航され、1916年の後半に、DN-1のために建造された係留ハンガー内で組み立てられた。写真はペンサコラの係留用ハンガーに接近するDN-1である。初飛行が予定された日に、DN-1はハンガーから引き出されたが、浮力を失って沈んだ。DN-1はハンガーに戻され、軽量化された。1917年4月20日に予定された試験が始まっても、DN-1は性能を発揮できなかった。DN-1は浮力が欠けており、かろうじて時速56km/hの速度要求を満たした。また、トランスミッションのベアリングが過熱で溶けた。それは飛行船が再飛行する前の4月27日だった。2日後、水面を横ぎって飛行船を牽引しようとしていた一団がDN-1を損傷させた。その後、DN-1は廃棄された。

後に、本船の設計をさして海軍はA級と呼称したが、この名はDN-1の短い生涯を通じて使われることはなかった。同型艦は存在しない。

出典

  • Grossnick, Roy A. (1986). Kite Balloons to Airships... the Navy's Lighter-than-Air Experience. Washington D.C.: Government Printing Office. 


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