DNAコンピュータ
別名:DNAコンピューター
【英】Deoxyribonucleic acid computer, DNA computer
DNAコンピュータとは、生体のDNA(デオキシリボ核酸)に含まれる塩基を演算素子として用いるコンピュータのことである。
DNAコンピュータは、DNAを構成する4つの塩基「アデニン(A)」「チミン(T)」「グアニン(G)」「シトシン(C)」の分子配列および酵素の作用を、演算処理の分野に応用したもの。RSA暗号の開発者のひとりであるレオナルド・エーデルマン氏によって、1994年に提唱された。
2011年1月現在、DNAコンピュータは演算結果にエラーが混入しやすかったり、演算結果の抽出に時間がかかったりするなどの問題を抱えているため、実用段階までには至っていない。しかし将来的に実用化された場合、問題の種類によっては現在のスーパーコンピュータを大幅に上回る演算速度が期待されている。
DNAコンピュータ
DNAコンピュータ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/01 02:28 UTC 版)
DNAコンピュータ(ディーエヌエーコンピュータ)の記事では、DNAコンピューティングについて記述する。
- ^ 「一筆書き」とはすべてのエッジを1回ずつ通るような路のことなので、ハミルトン路は正確にはその「一種」ではない。
- 1 DNAコンピュータとは
- 2 DNAコンピュータの概要
- 3 参考文献
DNAコンピュータ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/01/24 14:43 UTC 版)
「非在来型計算機」の記事における「DNAコンピュータ」の解説
詳細は「DNAコンピュータ」を参照 デオキシリボ核酸 (DNA) の4種類の塩基を演算素子にして計算をするコンピュータ。
※この「DNAコンピュータ」の解説は、「非在来型計算機」の解説の一部です。
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