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DTXとは? わかりやすく解説

DTX

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 21:25 UTC 版)

ATX, µATX, DTX, mini-ITX, mini-DTX

DTXは、2007年1月10日にAMDが発表した、ATX規格から派生したデスクトップパソコン用マザーボードフォームファクタである。特に省スペースパソコン向けに設計されていて、キューブ型の省スペースパソコンでの使用を意図している[1]

DTXフォームファクタはオープン規格であり、ATXに後方互換性を持つ。ATXと同じマザーボード固定用の穴を使うことができ、ATX用の本体ケースで用いることもできる。さらに小さい Mini-DTX も存在する。[2]

ただし2012年2月現在、公式サイトとされていた DTXpc.org は別の業者のサイトになっている。

仕様

DTX
基板サイズ - 244mm×203mm[3]。Micro-ATX(μATX)を縦方向に縮めたサイズ。
PCI Expressスロット - 最大2本。ATXまたはmicroATXの上2つのスロットと位置が同じになっている。
ATXケースに実装可能
DELL等のスリム型デスクトップPCで使用されている
Mini-DTX
基板サイズ - 170mm×203mm[3]。DTXを横方向に縮めたものとなる。
PCI Expressスロット - 最大2本
ATX・microATX、拡張スロットを2本持ったMini-ITXケースに実装可能

長所

DTXには生産コストを下げるためのいくつかの長所がある[4]

  • プリント基板製造の標準パネルサイズで、最大4枚のDTXマザーボードを製造可能
  • Mini-DTX では最大6枚製造可能
  • プリント基板内の配線を4層にまで低減可能
  • ATXとの後方互換性により、開発費用を抑えることができる。

脚注・出典

関連項目

外部リンク


DTX

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 05:13 UTC 版)

マザーボード」の記事における「DTX」の解説

2007年1月AMD策定発表した規格ATX下位互換性持ちATX用の本体ケース用いることが出来る。小型版のMini-DTXもある。

※この「DTX」の解説は、「マザーボード」の解説の一部です。
「DTX」を含む「マザーボード」の記事については、「マザーボード」の概要を参照ください。

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