イー‐エス‐エー‐ティー‐エー【eSATA】
eSATA
読み方:イーエスエーティーエー
別名:エクスターナル・シリアルATA
eSATAとは、パソコンのインターフェース規格であるシリアルATA(SATA)の一種で、外付け式のハードディスクドライブ(HDD)を接続するための規格のことである。
eSATAは、SATAが外付けの(external)ドライブ向けに拡張された規格で、電源を入れたままの状態で接続や切り離しを行うことができるホットプラグに対応したほか、ケーブル長が最大2メートルまで対応可能となっているなどの特徴がある。SATAとeSATAはコネクタの形状が異なっており、互換性を持たない。
また、eSATAは転送速度の速さを大きな特徴としている。外付けのHDDを接続するインターフェースとしてすでに一般に普及しているUSB2.0は最大60MB/sの転送速度であるのに対して、eSATAは最大150MB/sの速度で転送を行うことができる。HDDは、データの読み出しをおよそ100MB/s前後で行うことができるため、USB2.0はデータ転送の際にボトルネックとなる。eSATAを採用することでこのボトルネックの解消が可能になる。
参照リンク
External SATA (eSATA) - (英文)
eSATA
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 14:31 UTC 版)
External Serial ATA (eSATA) 対応のディスクエンクロージャやドライブが普及しつつあるがSATAとはコネクタの互換性がないため、eSATAデバイスを内部SATAバスに接続するための変換アダプタが存在する。
※この「eSATA」の解説は、「ホストバスアダプタ」の解説の一部です。
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