アイ‐エス‐エッチ【ISH】
読み方:あいえすえっち
ish
ishとは、バイナリファイルをテキストファイルへと変換・復元するためのソフトウェアの名称である。1986年に公開された。
初期の通信ネットワークでは、バイナリ形式のファイルは転送することができなかったが、ishを用いてテキストファイルに変換することで、送受信を行うことができた。受信後に再度ishによってバイナリファイルへと復元することができる。
ishはMS-DOS用のソフトウェアとして登場し、フリーウェアとして無償配布された。その後、UNIX版やMac OS版も登場している。パソコン通信の黎明期だった日本において、プログラムの配布形態などにishは重用された。
ISH
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/06/29 03:43 UTC 版)
ISH
- 内的自己救済者
- In situ ハイブリダイゼーション
- ish - データ変換方式・変換ソフト
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ish
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/07 14:57 UTC 版)
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ish(イシ、イッシ)はバイナリデータとテキストデータを相互変換するための形式、もしくは相互変換を行うソフトウエアそのもののことである。また、変換されたテキストデータを含むテキストファイルに対してつけられる拡張子として使われることもある。1986年9月16日に発表された。拡張子は通常、.ish
を用いる。
概説
日本で開発された形式・ソフトウエアであり、開発者は石塚匡哉。開発者の名前から命名された(ishizuka)。
通常は、直接バイナリファイルの送受信ができないネットワークや通信ソフトで、バイナリファイルを送受信するときに利用する。
日本国内でのパソコン通信黎明期、当時の技術的な制約によりバイナリファイルを直接送受信することが困難であったこと、また、通信プロトコル上のエラー訂正機能が無いことによりデータの欠損が発生しやすい、という事情があったため、それらを解決できるものとしてishが頻繁に利用されていた。
2007年現在日本ではあまり使われていないが、通信インフラの整備が不十分な地域や、通信品質の劣悪な地域、通信プロトコルが制限されているような環境ではその特性から重用されている。
特性
この方式の利点としては、バイナリファイルが制御コードを含まないテキストデータに変換されるため、通常の電子掲示板への読み書きや電子メール本文への挿入といった形でバイナリファイルの送受信が可能なことである。
Intel HEX、HC、Hex2binなど、ish以前にもバイナリをテキストに変換するソフトは存在したが、ishはそれらよりもはるかに高性能・多機能だった。
送受信中の予期しないエラー(データの変化、欠落)に比較的強く(Ish化されたテキストは、縦・横・斜め方向に、一種の「リカバリレコード」が記録されている)、無手順による送受信でありながらある程度のエラー補正機能を持たせることができる。
ソフトウエアの機能として、テキストファイル内から自動的にish形式のデータ部分を抽出することができるため、膨大なログファイルなどからデータ部分を切り出すことなくバイナリファイルへの変換が可能である。その際、一つのテキストファイルに複数のish形式のデータが含まれていても、それらを全て変換することも可能である。
さらにパソコン通信では投稿できる記事に行数制限があることを想定して、バイナリからテキストに変換する際に行数を指定してファイルを自動的に分割することが可能で、ユーザーがアップロードするときにいちいち分割する手間が省けた。
欠点としては、圧縮機能を持たないこととその理論上、元となるバイナリファイルよりもデータサイズが少し大きくなる事である。しかしishは変換効率が非常に高く、同様の変換を行う他の形式/ソフトウエアよりも変換後データサイズは比較的小さい。
関連項目
外部リンク
- 作者: 石塚 匡哉 - Vector内のページ
「ish」の例文・使い方・用例・文例
- (英国国教会の)大主教 (archbishop)の尊称.
- (英国国教会の)主教 (bishop) の尊称.
- 外国系米人 《Irish‐Americans (アイルランド系米人), Japanese‐Americans (日系米人)など》.
- いろいろな鈍いtannishまたは灰色の色のどれのでも
- シンプレクス単語には接辞がなく、合成語の一部ではない−『boy』と比較としての『boyish』か『houseboat』と比較しての『house』のように
- 『Scotish』は、『The Scottish Symphony』や『Scottish authors』、あるいは、『Scottish mountains』のような、より正式な言葉遣いの傾向がある
- VedasとBrahmanasを当てにするMimamsaと対照的にUpanishadsに根づいている6つの正統の哲学体系か観点の1つ
- 『finished up(終えた)』の『up』は強意語である
- ガリアとドイツで約500?750まで支配したクロービスIによって設立されたFrankish王朝
- 『I have finished(私は終えた)』は、現在完了の例だ
- 『I had finished』は過去完了形の一例である
- 『I will have finished』は未来完了形の1例である
固有名詞の分類
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