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KL-7.62とは? わかりやすく解説

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KL-7.62

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/22 22:41 UTC 版)

KL-7.62
上からプラスチックパーツで構成されたKLS、木製パーツで構成されたKLF、プラスチックパーツで構成されたKLT。
KL-7.62
種類 自動小銃
製造国 イラン
設計・製造 イラン防衛産業機構(略:DIO)
仕様
口径 7.62mm
使用弾薬 7.62x39mm弾
装弾数 30連(AK系マガジンが使用可能)
作動方式 ガス圧ロングストロークガスピストン方式
全長 890mm(KLS)
895mm(KLF)
655mm(銃床を折りたたんだKLF)
895mm(KLT)
690mm(銃床を折りたたんだKLT)
重量 3.57kg(KLS)
3.80kg(KLF)
3.60kg(KLT)
発射速度 毎分600発
銃口初速 715 m/s
射程 300m
最大射程 2,000m
歴史 
配備先 イラン軍
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KL-7.62(またはKL-7)は、56式自動歩槍イランのDIOにて製造されたAK系統の自動小銃である。イランにて使用されただけでなくイラクシリアイエメンへ向けて大量に輸出され正規・非正規問わず多くの兵士がKL-7.62を使用している。

構造

KL-7.62は56式自動歩槍のコピーなため56式自動歩槍同様にフロントサイトは上部まで覆われたSKS-45タイプのものになっている。また56式自動歩槍はレシーバーカバーは補強リブのないAKのものだが、KL-7.62では補強リブのあるAKMのものに変更され、特徴の1つである展開式スパイク銃剣は省略されている。

また銃床とグリップ、ハンドガードは従来の木製のものと独自のプラスチック製のもの、下部と左右にピカティニーレールを備えたものの3種類がある。またハンドガード下部にはM203を取り付けることができる。

前述した通り56式自動歩槍のコピーなためAKと同様のガス圧ロングストロークガスピストン方式で作動している。

派生型

KLS

標準モデル。固定銃床を備えている。

KLF

AKS同様のアンダーフォールディング銃床を備えたモデル。56式自動歩槍 1型にあたる。

KLT

KLSの固定銃床をMPi-KMS-72md. 63などで見られる右側に折りたたむことができるスケルトン金属製銃床に変更したモデル。

KL-133

KLSのAK-103模倣モデルおよび近代化モデル。AK-103風の黒色ポリマー製折りたたみ銃床とゴム製グリップ、上下左右にピカティニーレールを備えたハンドガードが取り付けられている。

ガスブロックはAKのものからAKMおよびAK-100シリーズのものに変更されておりその影響でガス導入部の角度が変化している。

銃口にはAK-74タイプ2マズルブレーキを模した銃口装置が取り付けられている。

脚注

出典

関連項目

外部リンク




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