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LANAIとは? わかりやすく解説

ラナイ‐とう〔‐タウ〕【ラナイ島】

読み方:らないとう

《Lanai》米国ハワイ州ハワイ諸島の島。モロカイ島の南、マウイ島の西に位置する最高峰標高1026メートルのラナイハレ山。1920年代米国食品会社全島買収してパイナップルプランテーション開いたが、現在は閉鎖されており、観光保養地として有名。中心地ラナイシティー


Lanai

名前 ラナイ

LANAI

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/11 10:10 UTC 版)

『LANAI』
早見優スタジオ・アルバム
リリース
ジャンル J-POPアイドル歌謡曲
時間
レーベル トーラスレコード
チャート最高順位
早見優 アルバム 年表
Image
1982年
LANAI
(1983年)
Dear
(1983年)
テンプレートを表示

LANAI』(ラナイ)は、1983年5月1日に発売された早見優の3枚目のオリジナルアルバム。発売元はトーラスレコード。規格品番は、LP:28TR-2020 / CT:28TT-1020[1]

解説

タイトルの『LANAI』とはハワイ諸島ラナイ島のことで、早見自身が名付けたものである。

シングルは1曲も収録されておらず、全てアルバム・オリジナル曲で構成されている。

2012年4月に、本アルバムを含むオリジナル・アルバムを全て収めたCD-BOX『Thank YU〜30th Anniversary Special Box〜』が発売された際には、シングル「夏色のナンシー」「渚のライオン」のA・B面曲などのボーナス・トラックが追加され『LANAI+5』としてDisc-3に収録された。[2]

2013年11月には、ユニバーサルミュージックより2ndアルバム『Image』と本アルバムを2枚一組にした『Image + LANAI』が発売された。[注 1][3]

収録曲

LP・CT

Side A〈A.M. Side〉

  1. 逢いたい気分 (3:58)
  2. Sail In The Sunset (3:35)
  3. Summer Holy Night (4:28)
    • 作詞:三浦徳子 / 作曲:亀井登志夫 / 編曲:村松邦男
  4. ロコ・サーファー (3:05)
    • 作詞:三浦徳子 / 作曲:ケニー萩原 / 編曲:村松邦男
  5. Someone’s Boy (3:12)
    • 作詞:竜真知子 / 作曲・コーラスアレンジ:安部恭弘 / 編曲:村松邦男

Side B〈P.M. Side〉

  1. Rainy Boy (3:56)
  2. Still Remember You (4:36)
    • 作詞:竜真知子 / 作曲:筒美京平 / 編曲:井上鑑
  3. You’re So Shy (3:45)
    • 作詞:竜真知子 / 作曲:筒美京平 / 編曲:井上鑑
  4. オレンジ・ムーンの恋 (3:35)
    • 作詞:小林和子 / 作曲:筒美京平 / 編曲:井上鑑
  5. Cover The Moon -月よ見ないで- (3:56)
    • 作詞:竜真知子 / 作曲:筒美京平 / 編曲:井上鑑

CD

  1. 逢いたい気分
  2. Sail In The Sunset
  3. Summer Holy Night
  4. ロコ・サーファー
  5. Someone’s Boy
  6. Rainy Boy
  7. Still Remember You
  8. You’re So Shy
  9. オレンジ・ムーンの恋
  10. Cover The Moon -月よ見ないで-

『LANAI+5』

  1. 逢いたい気分
  2. Sail In The Sunset
  3. Summer Holy Night
  4. ロコ・サーファー
  5. Someone’s Boy
  6. Rainy Boy
  7. Still Remember You
  8. You’re So Shy
  9. オレンジ・ムーンの恋
  10. Cover The Moon -月よ見ないで-
    [Bonus Track]
    (全曲)作詞:三浦徳子 / 作曲:筒美京平 / 編曲:茂木由多加
  11. 夏色のナンシー
  12. 可愛いサマータイム
  13. 渚のライオン
  14. 赤いサンダル
  15. Yes Coke Yes '83(夏色のナンシー)

リリース

日付 レーベル フォーマット 型番 備考
1983年5月1日 トーラスレコード LP 28TR-2020 30cm, STEREO
コンパクトカセット 28TT-1020
1995年6月16日 ニュートーラスレコード CD TACX-2460
2012年4月18日 USMジャパン UPCY-9201 17枚中3枚目、ボーナストラック、リマスター
2012年4月25日 NAYUTAWAVE RECORDS デジタル・ダウンロード 516839770 ボーナストラック、iTunes Store[4]
B00BJQT2L2 ボーナストラック、アマゾン[5] mp3
2013年11月13日 USMジャパン CD UPCY-6778/9 2枚中2枚目、リマスター
2014年6月27日 デジタル・ダウンロード 600406198556 mora ボーナストラック、AAC-LC 320kbp[6]
A32938597 ボーナストラック、レコチョク[7]

脚注

  1. ^ 早見優 – Lanai = ラナイ”. Discogs. 2022年10月16日閲覧。
  2. ^ Thank YU〜30th Anniversary Special Box〜 早見優”. UNIVERSAL MUSIC JAPAN. 2022年7月30日閲覧。
  3. ^ 「Image」+「LANAI」”. UNIVERSAL MUSIC JAPAN. 2022年8月6日閲覧。
  4. ^ lanai-+-5”. Apple Inc.. 2014年8月15日23:00閲覧。
  5. ^ LANAI + 5”. Amazon.com, Inc.. 2014年8月15日11:00閲覧。
  6. ^ LANAI + 5”. LabelGate Co.,Ltd.. 2014年8月15日11:00閲覧。
  7. ^ LANAI + 5”. RecoChoku Co.,Ltd.. 2014年8月15日11:00閲覧。

注釈

  1. ^ ユニバーサルミュージックが、所属アーティストの代表的なアルバムを2枚1組にして1枚分の価格で発売する企画【2 for 1シリーズ】の中の1作品。

外部リンク


ラナイ島

(LANAI から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/02 20:02 UTC 版)

ラナイ島
Lāna'i
愛称: (パイナップル・アイランド)
ラナイ島の衛星写真
地理
場所 北緯20度50分 西経156度56分 / 北緯20.833度 西経156.933度 / 20.833; -156.933
面積順位 ハワイ諸島で6番目の大きさ
最高峰 ラナイハレ山
行政
人口統計
人口 3,193(2000年時点)
テンプレートを表示

ラナイ島(Lanai Island)は太平洋アメリカハワイ州に属する島。モロカイ島南岸の沖合に見える。

ハワイ諸島の中心部に位置する火山島で、面積は364.0km2[1]。最高峰はラナイハレ山である。島の愛称としてパイナップル・アイランド、プライベート・アイランドなどと呼称される[2]。これは、かつて世界のパイナップル生産高の20%を占めるほどのパイナップル産出島であったことや、島の98%をアメリカの商事会社キャッスル&クックが所有していたことなどから付いたニックネームである[2]

島のほぼ中央に位置するラナイ・シティに住民のほとんどが居住している[2]。2012年には、ほぼ全島(98パーセント)がオラクル社創業者CEOであるラリー・エリソンに買い占められている。[3]

歴史

ラナイ島は先史時代のほとんどの期間をマウイ島に支配されていたため、先住民はほとんど居住していなかった[4]1778年ハワイ島の首長であったカラニオプウは、マウイ島との戦争を介してカメハメハ指揮のもと、ラナイ島を占領した[4]

ヨーロッパ人で最初にこの島を目にしたのは、イギリスジェームズ・クック船長の後継者、チャールス・クラーク船長で、1779年のことであった。欧米人として初の上陸を果たしたのは1823年にやってきた宣教師ウィリアム・エリスで、エリスは自著Narrative of a Tour of Hawaiにてラナイ島の人口を2000人程度と見積もっている[4]

1850年代に入るとモルモン教徒によってラナイ・シティの南部に位置するパラワイ盆地にコミューンが形成された。指導者ウォルター・ギブソンのもとでモルモン教徒たちはラナイ島の土地を買い漁った。しかし、1864年、ギブソンが教団名義でなく自分名義で土地を購入していたことが明らかとなり、ブリガム・ヤングによって破門されてしまう[4]。ここでの移譲交渉は失敗に終わり、モルモン教徒はオアフ島へと移住していった。

島の中心となったラナイ・シティ

1888年、ギブソンの末裔によってマウナレイ・シュガー・カンパニーが設立されると、サトウキビの栽培が開始された。しかし、これらの事業は1901年には破綻し、ギブソンが所有していた土地は全て売り払われ、その後は所有者が転々とした[4]

パイナップル王と呼ばれたドール社のジム・ドールが、ラナイ島を世界最大のパイナップル農場にするため、1922年にラナイ島の所有者で牧場経営していたアメリカ人の宣教師ボールドウィン一族からラナイ島を110万ドルという安さで買い取り、島の6分の1をパイナップル畑に開墾して行った[4]。しかし、1966年にドール社はハワイ大財閥の一つキャッスル&クックに買収されてしまう。ドール社買収以後は、キャッスル&クック社がラナイ島の98%の土地を所有する事となる。しかし、1992年東南アジア産の安いパイナップルの市場進出におされ、パイナップル畑が閉鎖となる。キャッスル&クック社は、ラナイ・シティに「ザ・ロッジ・アット・コエレ」島南端のマネレ・ベイに「ザ・マネレ・ベイ・ホテル」という豪華なホテルを建設、観光振興を図った。現在、両ホテルはフォーシーズンズホテルとなっている。

2012年6月、オラクル・コーポレーション創業者CEOラリー・エリソンが、キャッスル&クックが所有していたラナイ島の土地をすべて金額未公開にて購入した。これにより、島の土地の98%はラリー・エリソンの持ち分となり、残る2%が州有地となる[5][6]。ラリー・エリソンはこの島を持続可能な開発のモデルとして有機農場などとして開発し、作物を日本などに輸出する構想を持っている[7]。しかし、それから20年経った2022年現在、彼はラナイ島を富裕者向けの島に作り変えていて、伝統的にそこに住む人々の生活がおびやかされていると、報道されている。[8]

気候

他のハワイ諸島と比べると乾燥した土地であるが、気候は比較的温暖である。平均気温は夏で23℃、冬で19℃[9]。ラナイ・シティにおける年間降雨量は1060mmであるが海岸沿いになると381mmになる[9]

観光

島の大部分は未開発なままで、国や州、郡の管理する公園は無い[9]。公立公園としてはラナイ・カンパニーが保有するフロポエ・ビーチがある[9]。また、北西から南東に走るラナイハレ山を含むムンロ・トレイルでのハイキングなどが人気を集める[9]

ゴルフ・リゾートとしても知られており、アメリカのゴルフ雑誌『ゴルフダイジェスト』においてトップ10にランクされるデザイナーコースなどがある[9]。その他、フロポエ・ビーチでのシュノーケリングスキューバダイビングなども盛ん[9]

関連項目

脚注

[脚注の使い方]

参考文献




固有名詞の分類


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