LIFE311
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「more trees」の記事における「LIFE311」の解説
2011年4月より被災地支援プロジェクト「LIFE311」を展開している。2011年3月11日に発生した東日本大震災で、岩手県住田町が地元の木材を利用して建てた木造仮設住宅へ建設費用の支援を行い、同住宅に木質ペレットストーブを寄贈することを目的としたプロジェクト。東北の森のリソースを活用しながら、被災地域に新しい雇用を生み出し、ネットワークの構築もサポートしている。支援目標として3億円をかかげ、現在も寄付を募っている。 2011年3月 震災発生。陸前高田市が地震により発生した津波で甚大な被災をしたことから、隣町である住田町の多田欣一町長は多くの被災者が発生することを懸念し、地場産業である木材を使用した仮設住宅の建設を即座に決断した。 2011年4月 住田町の支援を決定したmoretreesはWebサイト「LIFE311」を開設、募金の受付を開始。 2011年5月 建設された木造仮設住宅計に抽選に当選した被災者が入居開始し、月末までに入居完了した。 2011年7月 六本木ヒルズの協力を得て7月29日~31日の3日間「LIFE311」の啓発イベントを開催した。実際に木造仮設住宅を六本木ヒルズイベントスペースに設置し、一般公開を行った。代表の坂本龍一氏も会場を訪れた 2012年5月 プロジェクトで集まった寄付金約1億2,723万円が岩手県住田町に寄付された 2013年5月 プロジェクトで集まった寄付金約3,179万円が岩手県住田町に寄付された 2014年7月 プロジェクトで集まった寄付金約1,716万円が岩手県住田町に寄付された。寄付総額はペレットストーブ寄付分も含め累計で193,775,657円となった 企業や有志によるチャリティ活動、多くの個人からの寄付金により募金活動は進められているが、住田町の仮設住宅では現在でも142人が生活している
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