NGC6720
名称:NGC6720(M57)/環状星雲
小分類:惑星状星雲
属する銀河群:銀河系銀河
属する星座:こと座
環状星雲とも呼ばれる惑星状星雲が、NGC6720(M57)です。こと座のベータ星とガンマ星の間で、美しい環の形に輝いています。明るさは、9.4等級。亜鈴星雲(1764年発見)より暗いため、1779年に発見されました。
1.見つけ方のポイントは?
NGC6720(M57)の属すること座の午後8時の東京での南中は、8月下旬です。南を見て、天頂の0等星ベガを見つけます。アルファ星ベガを手がかりにベータ星とガンマ星の中間を探ります。
2.どのような特徴があるの?
中央に穴の開いたリングのような美しい惑星状星雲です。星雲ガスが1万Kの高温で、中心の星が放射する紫外光により、電離されて輝いているのです。
4.地球からはどれくらい離れているの?
約2,600光年離れています。
※参考文献:河島信樹・監修/三品隆司ほか編「改訂版[図解]スペース・アトラス」PHP研究所、小平桂一ほか編「平凡社版天文の事典」平凡社、浅田英夫「MY DATA 図鑑星空フィールド日記」山と溪谷社、国立天文台・編「理科年表」丸善、高倉達雄・監修「現代天文学小事典」講談社
M57
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/15 02:46 UTC 版)
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