Location via proxy:   [ UP ]  
[Report a bug]   [Manage cookies]                

Melma!とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Melma!の意味・解説 

melma!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/11 14:47 UTC 版)

melma!(メルマ!)とは、ユニティが運営していたメールマガジンを配信するサービスである。競合サービスは『まぐまぐ』であった[1]

本項では、かつてはサイバーエージェントとオン・ザ・エッヂが運営していた「melma!」の前身となるサービス「クリックインカム」と「あるあるネット」、またサイバーエージェントが運営していたブログサービス「melma!blog」についても記述する。

概要

1998年12月末、サイバーエージェントとオン・ザ・エッヂの提携により、クリック保証型広告付き電子メールマガジン配信事業「クリックインカム」を立ち上げる[2]

ほどなくして、1999年5月13日に、それまで仮オープン中であったディレクトリ型サーチエンジン「あるあるネット(メルマガあるある)」を開始[3]。検索結果にバナー広告などを表示せず、ページの表示スピードを速めると同時に、検索結果にサーチワードに応じた広告主のサイトを優先して表示させる、現在の「Google AdWords」に代表される結果広告(検索エンジン連動型)などのサービスを行ったが、当時では運営状況が思わしくなく撤退した。これについては、あるあるネット終了の後、皮肉にもに結果広告は急激に成長した、と藤田晋自身も過去の日記で述べている。

その後、別ブランドとして運営していた前述の2サービスを統合する形で、2000年4月24日、新たに電子メールマガジン配信サービス「melma!」を開始した。メールマガジンの代理発行をしていて、まぐまぐと同様にバックナンバーの閲覧、メールマガジンの登録などをすることができる。また、マイメルマ!という会員サービスの登録するとメールマガジンの発行、購読しているマガジンの一覧を閲覧できる。

melma!blog

melma!blog
URL http://blog.melma.com/
言語 日本語
タイプ ブログサービス
運営者 サイバーエージェント
登録 必要
開始 2003年12月15日
現在の状態 2005年11月30日終了

melma!blog(メルマブログ)は2003年12月15日にサイバーエージェントによって開始されたmelma!発行者向けのブログサービスである[4]。システムははてなダイアリーをベースとしていた[4]

以下の著名人がmelma!blogにブログを開設していた:

沿革

  • 1998年12月末 - サイバーエージェントがオン・ザ・エッヂと共同で「クリックインカム」を開始。
  • 1999年5月13日 - サイバーエージェントがオン・ザ・エッヂと共同で「あるあるネット」を開始。
  • 2000年4月24日 - 「クリックインカム」と「あるあるネット」を統合し、新たに「melma!」を立ち上げ。
  • 2003年12月15日 - サイバーエージェントが、ブログサービス「melma!blog」を開始[4]
  • 2004年9月16日 - サイバーエージェントが「Amebaブログ」をサービス開始。
  • 2005年10月21日 - サイバーエージェントが「melma!blog」のサービス終了を告知し、利用者にAmebaブログの開設を勧める(自動移転は無し)[6]
  • 2005年11月30日 - サイバーエージェントが「melma!blog」をサービス終了[6][5]
  • 2010年5月1日 - サイバーエージェントが「melma!」事業をユニティへ譲渡[7]
  • 2020年1月31日 - 「melma!」事業がサービス終了[8]

脚注

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Melma!」の関連用語

Melma!のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Melma!のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのmelma! (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS