キュー‐ピー‐エス‐ケー【QPSK】
読み方:きゅーぴーえすけー
《quadrature phase shift keying》搬送波の位相が90度ずつ異なる位相偏移変調(PSK)。四位相偏移変調。四位相シフトキーイング。
QPSK
別名:四位相偏移変調
QPSKとは、搬送波にデジタル情報を付加させる技術(変調方式)の一種で、搬送波の位相の変化に4つの値を持たせる方式のことである。
QPSKのような位相偏移変調(PSK)方式では、搬送波の波形のパターンによって「0」や「1」などの情報を表し、搬送波の位相を任意にずらすことによってデータを持たせている。QPSKでは波形パターンを4種類に分け、1回の変調で「00」「01」「10」「11」の4値の情報(2ビット)を伝送することが可能となっている。
QPSKのほかに、1つのシンボルで2値の情報(1ビット)を表現するBPSK(Binary Phase Shift Keying)や、同じく1つのシンボルで8値の情報(3ビット)を表現する8PSK(8 Phase Shift Keying)などがある。
位相偏移変調
(QPSK から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/13 14:21 UTC 版)
位相偏移変調(いそうへんいへんちょう)もしくは位相シフトキーイング(英語: phase-shift keying, PSK)は、基準信号(搬送波)の位相を変調することによって、データを伝送する、デジタル変調方式である。
- ^ a b IEEE Std 802.11-1999: Wireless LAN Medium Access Control (MAC) and Physical Layer (PHY) Specifications — the overarching IEEE 802.11 specification.
- ^ IEEE Std 802.11b-1999 (R2003) — the IEEE 802.11b specification.
- ^ IEEE Std 802.11g-2003 — the IEEE 802.11g specification.
- ^ 4-QAMとQPSKは概念が異なるが、変調構成は結果として同じとなる
- ^ G.L. Stüber, “Soft Decision Direct-Sequence DPSK Receivers,” IEEE Transactions on Vehicular Technology, vol. 37, no. 3, pp. 151–157, August 1988.
QPSK
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/26 07:40 UTC 版)
※この「QPSK」の解説は、「位相変調」の解説の一部です。
「QPSK」を含む「位相変調」の記事については、「位相変調」の概要を参照ください。
- QPSKのページへのリンク