シスド【SISD】
SISD
読み方:シスド
SISDとは、マイクロプロセッサについて、1つの命令で1つのデータに対して処理を行う命令形式のことである。いちばん変哲のない命令形式であるといえる。
同じく1つの命令で、複数のデータに対して同じ処理を行う命令形式であるSIMDや、複数のプロセッサが複数の異なるデータを並行処理するMIMD方式などと対比されて用いられる。
CPU: | RISC レジスタ SH-DSP SISD SMP Springdale Snapdragon |
SISD
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/19 07:09 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動SISD (Single Instruction stream, Single Data stream) とは、シングルプロセッサ(ユニプロセッサ)のコンピュータアーキテクチャで、単一の命令ストリームを実行し、一度に1つのデータだけを操作する方式である。いわゆるノイマン型アーキテクチャに対応する。
フリンの分類によれば、SISDであっても並列処理的性質が全くないわけではない。パイプライン処理やスーパースカラ実装による命令の並列実行は今ではSISDでも普通に行われている。
参考文献
- Quinn, Michael J. "Chapter 2: Parallel Architectures." Parallel Programming in C with MPI and OpenMP.Boston: McGraw Hill, 2004. ISBN 0-07-282256-2
- Ibaroudene, Djaffer. "Parallel Processing, EG6370G: Chapter 1, Motivation and History." St. Mary's University, San Antonio, TX. Spring 2008.
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固有名詞の分類
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