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Saipan-class aircraft carrierとは? わかりやすく解説

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サイパン級航空母艦

(Saipan-class aircraft carrier から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/14 00:57 UTC 版)

サイパン級航空母艦
CVL-48 サイパン
基本情報
艦種 航空母艦軽空母
→航空機運搬艦
→通信中継艦、指揮艦
運用者  アメリカ海軍
建造期間 1944年 - 1947年
就役期間 1946年 - 1970年
建造数 2隻
前級 インディペンデンス級
要目
基準排水量 14,500 t
全長 209 m
最大幅 35.1 m
23.4 m(水線)
吃水 7.6 m
主機 蒸気タービン
推進器 スクリュープロペラ×4軸
出力 120,000馬力 (89 MW)
速力 最大33ノット
航続距離 8,000km (15kt)
乗員 士官、兵員1,569名
兵装
搭載機 50機
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サイパン級航空母艦(Saipan class aircraft carrier)は、アメリカ海軍航空母艦の艦級。

概要

ボルチモア級重巡洋艦の船体を流用して建造された軽空母。同じく巡洋艦の船体を流用して建造された軽空母としてはインディペンデンス級があるが、重巡船体をベースとしたサイパン級は軽巡船体を流用したインディペンデンス級よりも4,000トンほど大型であり、航空機搭載数や対空砲の門数も多かった。大型空母に準ずる装甲を備えていたほか、大戦末期に建造された空母ということで竣工時から重量が増した新型艦上機の発着艦に対応しており、本級は大戦期の軽空母としては優れた能力を持っていたといえる。

しかし、本級は2隻とも終戦後の完成となったため空母としてはほとんど活躍できず、大戦中の各作戦に参加したインディペンデンス級よりも知名度は低い。

後にそれぞれ航空機運搬艦(AVT)、通信中継艦(AGMR)、指揮艦(CC)に艦種変更される。通信中継艦として改修された際、両艦とも甲板上に衛星通信用の巨大なアンテナが林立する姿となった。

同型艦

艦名 起工 進水 就役 退役
サイパン
CVL-48/AVT-6/AGMR-2
1944年
7月10日
1945年
7月8日
1946年
7月14日
1970年
1月14日
ライト
CVL-49/AVT-7/CC-2
1944年
8月21日
1945年
9月1日
1947年
2月9日
1970年
5月27日

参考文献

  • 本吉 隆『第二次大戦 世界の空母完全ガイド』60頁、2019年、イカロス出版

関連項目

外部リンク




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