VVT
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/03 15:05 UTC 版)
VVT(Variable Valve Timing)は可変バルブタイミング機構の略で、近年のトヨタ車において普及しているVVT-iの前身となった技術である。VVTはエンジンの負荷に応じて、吸気側のバルブタイミングを油圧によってクランク角に対して30°変化させる機構である。これにより、低回転域と高回転域での出力特性を両立させる。同時期の似たような機構として、日産自動車のNVCSが挙げられる。 1991年以降に登場したカローラシリーズをはじめとして、それらのスポーツグレードに搭載された4A-GE型エンジンに初めて採用された。同時に5バルブ機構も組み合わせられ、リッター当たり100馬力の出力を達成した。
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