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Wide_Area_Networkとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > Wide_Area_Networkの意味・解説 

ワン【WAN】

読み方:わん

《wide area network》コンピューターで、複数LANラン)を接続した広域ネットワーク電話回線専用回線利用して一つLANから必要に応じて他のLAN接続できるもの。広域通信網

[補説] ネットワーク通信距離分類すると、距離が近いものから、PANLANMANWANとなる。


広域通信網

読み方こういきつうしんもう
別名:広域情報通信網
【英】Wide Area Network, WAN

広域通信網とは、離れた場所にあるLANLocal Area Network)どうしを、電話回線などによって接続した広域ネットワークのことである。WAN表記される場合が多い。

局所的なネットワークであるLANにおいて、例え企業の本社支社のように、互いに遠隔地存在しているのを連携させたい場合WAN用いられる接続には一般電話回線ISDN、あるいはWAN専用線などが用いられる接続機器にはモデムターミナルアダプターブリッジルーターなどが用いられる

最近では、LANどうしを接続する手段として、インターネットを(高度なセキュリティ施した上で仮想的専用線として扱うVPN用いられる事例増えつつある。


Wide Area Network

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/18 20:17 UTC 版)

Wide Area Network(ワイド・エリア・ネットワーク、略称:WAN(ワン))は、一つの大陸,さらには複数大陸といった広大な地域に広がったネットワークのこと[1]。広義には、非常に広大な面的広がりを持つインターネットとほぼ同義の言葉として使われる(参照:図1)一方、狭義には、点在するLANとLANを接続する線としてのネットワーク(参照:図2)というような意味合いでも使われる。

用法としては、LANの対義語として良く用いられる。例えば、LANとISPへの回線とを結ぶルータは、WANルータと言われ、ISPへの回線側をWAN側と言う。

WANの構成

WANは、LANの利用者がISPと契約しなければ敷設・利用できないという特徴がある。

ISPはLANとLANをWAN用のケーブル無線アクセス等で接続する。そのケーブル同士の接点には、主配線盤モデムルータレイヤ2スイッチレイヤ3スイッチと言ったネットワーク機器と呼ばれるものが置かれる。更にISP同士は、インターネットエクスチェンジと呼ばれる接続点で、電気通信事業者の提供するバックボーンまたは基幹回線網と呼ばれる大容量のネットワークと接続され、海底ケーブル衛星通信などを介して国外のWANと接続される(参照:外部リンク バックボーン回線の高速化)。

ISPとの契約によっては、特定のLANとだけ通信するような構成にもできる。

WANで使われる主要なケーブル

WANサービスの種類

専用線サービス
契約時に指定した2点間の固定的な接続を提供するサービス。
回線交換サービス
相手を指定し、接続を確立し、情報を伝送するサービス。接続先は固定ではなく、任意の接続先を選択できる。
パケット交換サービス
宛先指定をパケット単位で行い、同時に複数の相手との接続を提供するサービス。

WANの主要なプロトコル

関連項目

外部リンク

  1. ^ 『コンピュータネットワーク第6版』日経BP、2025年3月26日、68頁。 

Wide Area Network (WAN)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 15:23 UTC 版)

コンピュータネットワーク」の記事における「Wide Area Network (WAN)」の解説

詳細は「Wide Area Network」を参照 広い範囲カバーするネットワークであり、通信業者提供するインフラを使うことが多い。WAN技術大半は、OSI参照モデル下位3層物理層データリンク層ネットワーク層)で機能する

※この「Wide Area Network (WAN)」の解説は、「コンピュータネットワーク」の解説の一部です。
「Wide Area Network (WAN)」を含む「コンピュータネットワーク」の記事については、「コンピュータネットワーク」の概要を参照ください。

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