Wii Uとは？ わかりやすく解説

Wii Uとは、任天堂が「Wii」の後継機として開発している家庭用ゲーム機の名称である。2011年6月の「E3 2011」カンファレンスで初めて発表された。

Wii Uは、6.2インチの液晶ディスプレイを搭載した、タブレット型端末にコントローラーを配置したような形状をしている。テレビ画面への映像出力は可能で、手元の液晶ディスプレイとテレビとの間で簡単に表示を切り替えることが可能となっている。これによって、従来のようにテレビを占有せず、必要に応じてテレビ画面を他の用途に譲り、手元の液晶画面で遊ぶことにする、といった対応が可能となっている。

また、液晶ディスプレイはタッチスクリーンとなっており、タッチペンでポインティング操作が可能である。また、内蔵のジャイロセンサー、加速度センサーによって振る操作も可能となっている。

Wii UはWiiとの後方互換性を持っているため、Wiiで買ったゲームソフトはそのままWii U上でプレイすることができる。ただしWiiが持っていたゲームキューブとの後方互換性は維持されないという。

なお、同じ「E3 2011」においてソニー・コンピュータエンタテインメントは、これまで「NGP」の開発コード名で呼ばれてきた次世代ゲーム機を、正式名称「PSVita」と発表した。