XP-47J
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 16:00 UTC 版)
「P-47 (航空機)」の記事における「XP-47J」の解説
1942年11月、リパブリックに「ホット・ロッド(改造車)」バージョンの要求が出され、XP-47Jの開発が始まった。変更点は: 強制空冷ファン付きの、キツめのカウル P&W製 R-2800-57(C)エンジン GE製 CH-5 ターボチャージャー水メタノール噴射による緊急最大出力:2,800 HP / 2,090 kW 機関銃を8丁から6丁へと減らした 新たに設計され、軽くなった主翼 その他多くの改良が加えられた。 機体は1機だけ作られ1943年11月26日に初飛行したが、この時点ですでにリパブリックはXP-72の開発へと移行しており、XP-47Jは主にテスト用に使われた。1944年8月5日には水平直線飛行で813 km/hを記録する(高度10,500 m)など世界屈指の高速ピストンエンジン機と言えたが、既に設計が始まっていたジェット機の方が高速なのは明らかで、XP-47Jの開発は終了した。
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