ヒドラメチルノン
分子式: | C25H24F6N4 |
その他の名称: | アムドロ、CL-217300、Amdro、AC-217300、ヒドラメチルノン、マックスフォース、Combat、Maxforce、Hydramethylnon、コンバット、3,4,5,6-Tetrahydro-5,5-dimethyl-2(1H)-pyrimidone [3-[4-(trifluoromethyl)phenyl]-1-[2-[4-(trifluoromethyl)phenyl]ethenyl]-2-propenylidene]hydrazone |
体系名: | 3,4,5,6-テトラヒドロ-5,5-ジメチル-2(1H)-ピリミドン[3-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]-1-[2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル]-2-プロペニリデン]ヒドラゾン |
コンバット
【英】:Combat
数人から数百人まで皆で楽しめるジャグリングゲーム。 |
Combat
コンバット
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コンバット(仏・英:Combat)[注釈 1]は、戦闘や闘争という意味の外来語であり[2]、相手への肉体的な危害や殺傷をも意図した目的の有る暴力的衝突をいう。武装の有無は問わないため、武器を使った場合も徒手格闘もその範疇に含まれる。
自身の欲求(領土・独立・権利・金銭物品の獲得など)を他人に強要する手立てとして実力行使する場合もあれば、やむを得ず自衛手段として応酬する場合もある。その場限りでの決着もあれば、より大規模な武力衝突のごく一部に過ぎないこともある。またコンバットスポーツや模擬戦(mock combat)など、穏当で娯楽的な競技に昇華した例も存在する。
軍事戦闘
コンバットが、軍事力を行使する戦闘を指す場合がある。軍事戦闘は、戦乱において対立する複数の軍隊間で常に発生する。ゲリラ集団、反乱軍、国内外の政府、を含む複数の団体が軍事戦闘に関与しうる。軍事的な衝突は、戦火の規模や発生した地理的範囲に応じて、戦い(battle)または戦争(war)と通称される[注釈 2]。
こうした戦闘が、紛争に関する現地の法律や国際法に抵触する場合もあるし適法の場合もある。主な規定としては、戦時中における人々の処遇を定めたジュネーブ条約や、あらゆる軍事組織が遵守するべき義務を明文化した戦時国際法などがある。中世においては、騎士道や武士道が(暗黙のルールとして)同様の役割を果たした。
戦闘効率(Combat effectiveness)は、自分の配備された部隊で十分に訓練・武装・資金提供を受けることにより、各人員がそれに足るだけの戦闘作戦遂行に向けた戦略的準備を維持する必要性を説いている[3]。
近接格闘
コンバットが、戦闘での使用を想定した近接格闘術を指す場合もある。近接格闘は本当に至近距離での格闘であり、体術(打撃技、蹴り技、絞め技など)または近接武器(ナイフ、剣、棒など)で相手を攻撃する。
近接格闘は、格闘者の距離および位置に応じてさらに3つの部門(組みつき技、寝技、立ち技)に区分可能である。こうした近接格闘を昇華させて、心技体の鍛錬を重視したり安全面にも配慮したものが武道や格闘技をはじめとするコンバットスポーツである。コンバットスポーツでは、試合進行や勝敗の判定基準そして反則行為に関するルールが詳細に定められており(ボクシングのクインズベリー・ルールなど)、体格による有利不利が起きないよう重量階級を設けている競技もある。
とはいえ、コンバットの性質上これら競技の肉体的負担は大きく、大怪我を負って引退を余儀なくされたり後遺症を抱えてしまう者もいる。カルロス・バレット[4]や三沢光晴[5]のように、試合中のアクシデントによって選手が死亡してしまう不幸な事例も散見されている。
大衆文化
コンバットを描いた戦記作品は膨大な数にのぼるため、ここでは題名に「コンバット」の名を冠したものに限定する。
映画やテレビ番組だと、古くは1916年にアメリカで無声映画が作られた (The Combat (1916 film)) 記録が残っているが、現在この作品は失われてしまった。日本でも広く知られているのがアメリカの1960年代の連続テレビドラマ『コンバット!』で、米陸軍歩兵連隊の活躍を描いたこのドラマは日本でも吹替えによって全話放映された。なお、早稲田大学から始まった野球の定番応援曲コンバットマーチ[6]は、出だし部分が同ドラマのテーマ曲に似ているとの話から名前が付いたものである[7]。ジャンルは異なるが、フジテレビは2007年より深夜帯に『コンバット』というコント番組をシリーズ製作していた。これは若手芸人達が選考会での生き残りをかけてコントを行う、という番組コンセプトだった。
ゲームソフトにも、題名に「コンバット」とついた著名な作品が幾つか存在する。古くは1977年にアタリが戦車戦のコンピュータゲーム (Combat (Atari 2600)) を発売している。ミッドウェイゲームズが1992年より発売している対戦型格闘ゲーム『モータルコンバット』シリーズは、描写の残虐さから日本では未発売だが欧米での人気が高い。同作品はゲームに留まらず、アメリカン・コミックスをはじめとするマルチメディア展開が行われており、『モータル・コンバット (2021年の映画)』には真田広之や浅野忠信が出演して、日本でも公開上映された[8]。1995年よりバンダイナムコエンターテインメントが発売している航空戦のシューティングゲーム『エースコンバット』シリーズも世界的に人気の高い作品で、世界累計出荷数は2020年6月時点で1600万本を突破している[9]。マイクロソフト社も同様の航空戦を行う『Microsoft Combat Flight Simulator』を1998年より発売し、第3作まで作られた。
日用品では、KINCHO(大日本除虫菊)より販売されているゴキブリ用またはアリ用の餌型殺虫剤に「コンバット」という製品がある[10]。これを食べた虫のフンや死骸にも有効成分が残るため、虫を巣ごと駆除させることが可能である。開発元をたどると米国クロラックス (Clorox) 社の製品で[11]、由来とされる英単語の"combat"には「撲滅のために戦う」というニュアンスがある[1]。
関連項目
脚注
注釈
出典
- ^ a b おきがる英語ブログ 「fight battle combatの違いと例文」
- ^ weblio辞書「コンバット」精選版日本国語大辞典の解説より
- ^ North Atlantic Treaty Organization, Nato Standardization Agency AAP-6 - Glossary of terms and definitions, p. 80
- ^ SPORTS PUNDIT"Carlos Barreto"2021年12月3日閲覧。
- ^ デイリースポーツ「あれから8年…故三沢光晴さんの悲劇は今に生かされているのか」2017年6月13日
- ^ youtube「コンバット・マーチ」2013年11月30日
- ^ 早稲田ウィークリー「早大応援歌『コンバットマーチ』は、なぜ“神曲”なのか」2017年10月16日
- ^ 酒井隆文「過激格ゲーが実写映画に「モータルコンバット」6月公開。真田広之ら」AV Watch、2021年4月28日
- ^ 株式会社バンダイナムコエンターテインメント「ACE COMBAT-シリーズ生誕25周年 感謝の気持ちを込めて イラスト&メッセージを公開」PR Times、2020年6月30日
- ^ コトバンク「コンバット」デジタル大辞泉プラスの解説より
- ^ By James Lattin, R. Magowan, I. Yes,"Clorox, Combat Advertising Strategy (C)",Stanford Business,2004 Case No. M307C
外部リンク
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バリス式列車検知形閉塞装置
バリス式列車検知形閉塞装置(バリスしきれっしゃけんちがたへいそくそうち)は、列車の位置検知を従来の軌道回路から無線を用いたバリス検知器に変更し、従来の保安設備の欠点を解消するために鉄道総合技術研究所(鉄道総研)が開発した、主に閑散線区への導入を目的にした保安装置である。通常は常用漢字の制約から「バリス式列車検知形閉そく装置」と表記されている。COmputer and Microwave Balise Aided Train control systemの略からCOMBATと称されている。
背景
日本の鉄道では様々な閉塞方式が用いられている。多くの場合、軌道回路による列車位置検知を元に動作する閉塞・保安システムとなっている。地方閑散線区においても、軌道回路を元にした自動閉塞は広く用いられているが、駅間の長大な軌道回路の調整・保守に多大な手間がかかりコスト上の問題が大きい。また、レール表面の汚れや錆は列車が走行することにより磨かれ除去されるが、閑散線区ではこれが十分ではなく、軌道短絡不良を起こす原因となっている。
一方で、閑散線区では未だに非自動閉塞も多数残っており、スタフ閉塞やタブレット閉塞などが用いられている。これらは保安度が自動閉塞などに比べて低いため、安全性の向上が求められている。しかし、こうした線区を安価に自動閉塞方式にできる方式であった特殊自動閉塞(電子符号照査式)(いわゆる電子閉塞)は、部品の生産が既に中止されており、新規に導入することは困難な状況である。また、既存の電子閉塞路線も交換部品の調達などに困難を抱え、新たな方式を模索している状況であった。
こうした事情を背景として、JRから鉄道総研に対して軌道回路の欠点を解消し、電子閉塞の代替とできる閉塞システムの開発が依頼され、COMBATの開発が始められた。
機能
列車位置検知機能
COMBATでは、バリスと呼ばれる検知器の通信によって列車位置を検知する。概念を図に示す。線路脇には質問器と地上応答器を、車上には車上応答器を設置しておく。
図の1に示したように、質問器と地上応答器は線路を挟んで対になって設置されており、その間では常時通信が行われている。また別な場所に設置されている質問器・地上応答器の対と組み合わせられており、この間をブロックと呼ぶ。ここに列車が進入してくると、まず車体によって通信が遮られて、ブロックの在線状態は非確定に変わる(2の状態)。続いて、車上応答器から列車IDが質問器に対して送信されることで、ブロックに進入した列車が確定され、在線状態は在線に変わる(3の状態)。ブロック出口の質問器に対して車上応答器が列車IDを送信し(4の状態)、質問器と地上応答器の間の通信が再開された段階で在線状態は非在線に変わる(5の状態)。
質問器と地上応答器の間では常に通信が行われており、これが中断すると在線状態は非確定に変わるようになっている。このため質問器・地上応答器・車上応答器のどれか1つでも故障すると、図に示したプロセスが正しく行われなくなり、ブロックの状態は非確定のままになる。この状態では、関連する閉塞や連動の状況の不明な列車については、在線しているものとして動作するので、フェイルセーフの構成となっている。
従来の軌道回路では、列車がその区間に在線しているかどうかだけを検知することができた。これに対してCOMBATでは車上応答器から列車のIDが送信されるので、自動進路制御装置(PRC)のような機能を簡単に実現することができる。また、列車の進行方向も同時に検知が可能である。また、ブロック内で列車が全軸脱線したとしても、閉塞はそのままとなる。
検知器のブロックが従来の軌道回路に相当しているので、基本的に質問器と地上応答器の対は従来の軌道回路境界に設置される。一方、単線区間の上下列車交換駅では、2本の線路をまたいで質問器と地上応答器を設置して上下列車共用にすることもでき、コストダウンを図ることができる。この場合、場内信号機と出発信号機の位置に設置することが考えられている。
連動・閉塞機能
COMBATでは連動機能は集中方式を使用する。従来連動装置が行っていた、信号機と分岐器の動作を互いに連動させて安全を保持する機能は、線区全体の運行を管理するセンターに設置された集中連動装置が担う。また、各連動駅には連動駅装置が設置され、集中連動装置との通信を行って、その駅の分岐器や信号機の制御を行う。またその駅に関連する応答器とも接続されている。閉塞に関しても、この集中連動装置が管理している。
開発の歴史
COMBATの開発は1998年から始められた。1999年8月からは西日本旅客鉄道(JR西日本)加古川線日岡 - 厄神間でシステムの機能試験が、12月からは北海道旅客鉄道(JR北海道)江差線湯ノ岱 - 江差間でスタフ区間末端での制御機能試験と降雪地での環境試験が行われた。また2001年8月からは由利高原鉄道鳥海山ろく線羽後本荘 - 矢島間で車両基地を含む全線試験を行った。これらの試験結果から、実用化上問題ない機能が確認された。
これらの結果を受けて、COMBATの閉塞方式は軌道回路と異なる列車位置検知装置を使用した自動閉塞式の一部として整理され、2004年8月11日に鉄道に関する技術上の基準を定める省令の解釈基準が改正されてCOMBATに関する記述が追加された[1]。
2004年12月1日に鹿島臨海鉄道大洗鹿島線にCOMBATを導入するプロジェクトがスタートし、システム検討を経て大洗 - 常澄間に施工された。2005年10月12日にテープカットを行ってCOMBATの表示機能が運用開始され、現在は本格導入に向けた検討が実施されている。
脚注
参考文献
- Railway Research Review 2007年10月号 「閑散線区向けの閉そく装置」 pp.28 - 31
- 西堀 典幸「地方線区信号システム近代化の鍵 バリス式列車検知形閉そく装置 "COMBAT"の開発」鉄道ピクトリアルNo.780(2006年10月) pp.105 - 109 電気車研究会
外部リンク
- 《2014年1月10日閲覧→現在はテキスト部分のみインターネットアーカイブに残存》
- 大洗鹿島線で、COMBATのモニターランが始まりました — 鹿島臨海鉄道でのモニターランの様子
- 《2014年1月10日閲覧→現在はテキスト部分のみインターネットアーカイブに残存》
Combat
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/11 14:38 UTC 版)
「Men of War」の記事における「Combat」の解説
いわゆるデスマッチ。制限時間中に相手よりも高いスコアを獲得することが目的となる。
※この「Combat」の解説は、「Men of War」の解説の一部です。
「Combat」を含む「Men of War」の記事については、「Men of War」の概要を参照ください。
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