複葉
(compound leaf から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/03 00:06 UTC 版)
複葉(ふくよう、compound leaf)とは、葉身が複数の小部分に完全に分かれた葉のことを指す[1][2]。逆に葉身が1枚の連続した面からなる葉を単葉(たんよう、simple leaf)と呼ぶ[3]。複葉は単葉の葉身の切れ込みが深くなり、主脈の部分にまで達した状態であると解釈される[1]。
注釈
- ^ 小葉植物がもち、被子植物の葉とは進化的起源が異なる、葉隙がなく普通1本のみの葉脈を持つ葉も「小葉 microphyll」と呼ばれるが、全く別の語である。
- ^ 旧ヘビイチゴ属 Duchesnea
- ^ 清水 (2001:130) には「ミヤマダイコン」「オオタネツケバナ」の記載があるが、これらの和名は存在しない。池田, 池谷 & 勝木 (2016:31) のミヤマダイコンソウの項に「根出葉は羽状複葉で大きい頂小葉と小さい側小葉があり、有柄。」、門田 & 米倉 (2017:58) のオオケタネツケバナの項に「頂小葉は側小葉よりはるかに大きく円形~広卵形」の記述があり、それぞれこれらの種を指していることが分かる。
- ^ ホメオボックス転写因子をコードする[14]。クラスⅠ KNOX遺伝子とも[1]。
出典
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y 巌佐ほか 2013, p. 1200h.
- ^ 清水 2001, p. 124.
- ^ 巌佐ほか 2013, p. 896i.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 清水 2001, p. 126.
- ^ a b 岩瀬 & 大野 2004, p. 58.
- ^ a b c d e f 原 1994, p. 39.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 清水 2001, p. 128.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s 清水 2001, p. 130.
- ^ a b c d e f 清水 2001, p. 132.
- ^ 岩瀬 & 大野 2004, p. 59.
- ^ a b c d e f 清水 2001, p. 134.
- ^ 清水 2001, p. 135.
- ^ 岩瀬 & 大野 2004, p. 60.
- ^ a b c d 長谷部 2020, p. 145.
- ^ Floyd & Bowman 2010, p. 43–55.
- ^ 長谷部 2020, p. 146.
- ^ 長谷部 2020, p. 172.
- ^ 原 1994, p. 43.
- ^ 巌佐ほか 2013, p. 667i.
- ^ 長谷部 2020, p. 162.
- ^ a b c 長谷部 2020, p. 199.
- ^ 長谷部 2020, p. 213.
- ^ a b c 原 1994, p. 46.
「compound leaf」の例文・使い方・用例・文例
- 1つの種:leatherleaf saxifrage
- compound leafのページへのリンク