Location via proxy:   [ UP ]  
[Report a bug]   [Manage cookies]                

deleteキーとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > deleteキーの意味・解説 

デリート‐キー【delete key】

読み方:でりーときー

コンピューター特殊キーの一。カーソル直後にある文字削除する削除キーデルキーキーボードではDEL表記されることもある。


Deleteキー

読み方デリートキー
別名:Delキーデルキー
【英】Delete key, Del key

Deleteキーとは、DOS/V機、および、Macintoshにおけるキーボード上にある特殊キー1つで、キートップ「Delete」や「[Del」と刻印されキーのことである。

Deleteキーは、文字消去したり、選択したものを削除したりする機能持っているちなみに「delete」とは、書いたものや印刷したものを削除した抹消したりするという意味を持っている

文字消去する機能については、DOS/V機用とMacintosh用とでは、消去する文字位置異なる。DOS/V機用のキーボードにおいては、Deleteキーは、カーソル直後にある文字を1文字消去する役割持っているまた、DOS/V機用のキーボードには、Deleteキーと同じよう動作を行うキーとして、BSキーがある。BSキーは、カーソル直前にある文字を1文字消去する役割持っている。ただし、文字列範囲選択した場合には、BSキーもDeleteキーも共に選択対象消去する動作を行う。

Macintosh用のキーボードにおいては、Deleteキーは、カーソル直前にある文字を1文字消去する役割持っている。なお、Macintosh用のキーボードには、文字消去するためのキーはDeleteキーのみで、カーソル直後にある文字消去するためのキー配置されていないカーソル直後にある文字消去するには、範囲選択してからDeleteキーを押すか、Fnキー押しながらDeleteキーを押す方法がある。

選択したものを削除する機能については、例えば、Windowsパソコンにおいてはファイル削除するために用いられる方法としては、ファイル選択した状態でDeleteキーを押すと、ファイルごみ箱に移すことができる。また、Shiftキー押しながらDeleteキーを押すと、ごみ箱介さずハードディスクから直接ファイル削除することができる。他にも、Deleteキーは強制終了する際のショートカット割り当てられており、CtrlキーAltキー押しながらDeleteキーを押すと、強制終了実行される

入力装置のほかの用語一覧
キーの種類:  BackSpaceキー  Caps Lockキー  Ctrlキー  Deleteキー  Endキー  Enterキー  Escキー

削除キー

(deleteキー から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/30 17:59 UTC 版)

削除キー(左下のキー)

削除キー(デリートキー、DELキー、: Delete key)は、ワードプロセッサーコンピュータ用のキーボードのキーの一つ。

PC/AT互換機のキーボードでは「Delete」、もしくは「Del」、「削除」などと刻印され、文章やコマンドの入力中の文字間にカーソルが位置する場合に、その直後の方の文字の削除などに使用される。文字が削除されることにより、その位置以降のテキストを前にずらし、「先方向の削除」などとも言われる。これに対し、バックスペースキーはカーソルの直前にある文字を削除する。

ただし、Macintoshの場合には、「delete」キー、「del」および右方向削除をイメージした図が刻印されたキーの2種類があり、それぞれ機能が異なる[1]。「delete」キーがPC/AT互換機でのバックスペースキーと同じ働きを行う (backward delete key) のに対し、「del」および右方向をイメージした図が刻印されたキーは、PC/AT互換機のキーとほぼ同じ働きをする (forward delete key) 。

またUNIX用のキーボードでは時期にもより「Del」と「Backspace」の両方があるもの、片方だけのものなど、様々である。

歴史

削除キーはASCII削除文字コード(7F hex、127 decimal)を生成する。この由来は7ビットの紙テープである。紙テープを間違って穴あけ(パンチ)した場合、その文字の箇所の7ビット全部の穴をあければ、その文字は無視される設計になっていた。つまり該当の文字が削除されたことになる。

初期のパーソナルコンピュータのキーボードでは、削除キーは存在しないもの、テンキー側にしか無いものもある。PC/AT互換機で現在の位置(逆T字カーソルの上の、6個のキーのうちの左下)となったのは、101キーボード以降である[2]

詳細

ノートPCの例

ノートパソコンでの削除キーの位置は、バックスペースの上、ファンクションキーの更に上など、色々である。ノートパソコンのキーボードでも通常は「Delete」、「Del」などと刻印されているが、中には「Delete」と「Backspace」が同じキーに刻印されていてバックスペースと同じ働きをするものもある。

環境によっては削除キーを押すと「^H」などの文字が表示される事がある(端末エミュレータなど)。これはASCIIコードのBS(バックスペース)やDEL(削除)が表示されたものである。

また削除キーは、例えばファイルマネージャなどでのオブジェクトの削除にも使われる他、PC/AT互換機ではコンピュータ起動時のBIOS画面の呼び出しにも使われることがある。

用途

冒頭の説明のように、基本的にはカーソル位置にある文字の削除や、選択したオブジェクトの削除に使用する。

なお、Windowsでは、削除キーを使用した以下のショートカットキーが使用できる。

Shift + 削除(Del)
完全に削除、または切り取り
WindowsのWindows Explorerやコモンダイアログなどでは「完全に削除」の動作となり、通常の「削除」と異なり削除されたオブジェクトは「ごみ箱」に残らない。なお、通常はマニュアルに明記されないため非公式ではあるが、いくつかのエディタオフィスソフトでは、このショートカットキーは「切り取り」(Ctrl+X と同じ)として動作し、Shift + 挿入(Ins)は「貼り付け」(Ctrl+V と同じ)として動作する[注 1]。この動作はSAACUAに由来している(WindowsはWindows 3.0まではCUA準拠だったが、Windows 3.1からMacintosh風のショートカットキーを主流に変更された)。

脚注

注釈

  1. ^ 2009年11月現在では、Windows 7標準のメモ帳ワードパッドMicrosoft Office 2007WordExcelOpenOffice.org 3.1WriterやCalc、Lotus Notes 8など。

出典

  1. ^ MacintoshのApple Extended Keyboard IIのキー配列(従来からのdeleteキー(後退キー)と、delキー(PC/AT互換機と同様の削除キー)が搭載されている)
  2. ^ PFU キーボードコレクション

関連項目



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

「deleteキー」に関係したコラム

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「deleteキー」の関連用語

deleteキーのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



deleteキーのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
IT用語辞典バイナリIT用語辞典バイナリ
Copyright © 2005-2024 Weblio 辞書 IT用語辞典バイナリさくいん。 この記事は、IT用語辞典バイナリの【Deleteキー】の記事を利用しております。
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの削除キー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS