izanagi-i
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/02 07:40 UTC 版)
「ヤマトサウルス」の記事における「izanagi-i」の解説
種小名 izanagii([古典ラテン語発音準拠]イザナギイー、[現代科学用ラテン語発音準拠]イザナギイー、イザナギイ、[日本語慣習読み]イザナギイ) は、日本神話に登場する神道の神「イザナギ(伊邪那岐、伊弉諾、伊耶那岐)」の名をラテン語の名詞属格接尾辞 "-ī(イー)" と組み合わせた混種語で、「イザナギにちなんだ」「イザナギにゆかりある」などといった意味になる。 日本神話において、イザナギは、夫婦となったイザナミとの共同作業で「大八島/大八州(オホヤシマ)」すなわち日本の島々を創り出すのであるが、この国生み神話における「島生み」で、いの一番に生み出した島が「淡道之穂之狭別島(アハヂノホノサワケシマ)」すなわち淡路島であった。このような「地上世界の開闢譚」から淡路島を日本の島々の"原初"と見做すことができ、ハドロサウルス科の"原初"に関わる恐竜がその淡路島から産出したわけで、研究者たちはそこに着目してイザナギと本種を関連付け、神の名を種小名に採用した。
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