nearer
「nearer」の意味・「nearer」とは
「nearer」は英語の形容詞で、比較級の形をとる。基本的な意味は「より近い」である。物理的な距離だけでなく、時間や関係性における「近さ」を表す際にも使用される。例えば、「The station is nearer than the park.」(駅は公園より近い)という文では、物理的な距離を表している。また、「The deadline is getting nearer.」(締切が近づいている)という文では、時間的な近さを表している。「nearer」の発音・読み方
「nearer」の発音は、IPA表記では /ˈnɪərər/ となる。IPAのカタカナ読みでは「ニーアラー」となり、日本人が発音するカタカナ英語では「ニーラー」が近い。この単語は発音によって意味や品詞が変わる単語ではない。「nearer」の定義を英語で解説
「nearer」は、"closer in distance, time, or relationship"と定義される。つまり、「距離、時間、または関係性においてより近い」という意味である。この定義は、物理的な距離だけでなく、時間や関係性における「近さ」を含んでいる。「nearer」の類語
「nearer」の類語としては、「closer」が挙げられる。これも「より近い」という意味を持つ形容詞である。ただし、「closer」は「nearer」よりも広範に使用され、物理的な距離だけでなく、感情的な近さを表す際にもよく用いられる。「nearer」に関連する用語・表現
「nearer」に関連する表現としては、「near」や「nearest」がある。「near」は「近い」という意味の形容詞で、「nearer」の原級である。「nearest」は「最も近い」という意味の形容詞で、「nearer」の最上級である。「nearer」の例文
1. "The station is nearer than the park."(駅は公園より近い)2. "The deadline is getting nearer."(締切が近づいている)
3. "My house is nearer to the school than yours."(私の家はあなたの家より学校に近い)
4. "The nearer the date, the more nervous I become."(日が近づくほど私は緊張する)
5. "The nearer the bone, the sweeter the meat."(骨に近いほど肉は美味しい)
6. "The nearer the church, the farther from God."(教会に近いほど神から遠い)
7. "The examination is drawing nearer."(試験が近づいている)
8. "The nearer relatives should help each other."(近い親戚は互いに助け合うべきだ)
9. "The nearer to the red, the stronger the wine."(赤に近いほどワインは強い)
10. "The nearer the source, the purer the stream."(源に近いほど水は清い)
主よ御許に近づかん
「主よ 御許に近づかん」(しゅよ みもとにちかづかん、英: Nearer, My God, to Thee)は、賛美歌の一つ。教団、会派によって歌集番号や一部歌詞が異なる。
日本基督教団『讃美歌 (1954年版)』320番、日本基督教団『讃美歌21』434番、日本福音連盟『聖歌』260番、日本福音連盟『新聖歌』510番、日本教会音楽研究会『聖歌 (総合版)』238番、福音讃美歌協会『教会福音讃美歌』407番、日本バプテスト連盟『新生讃美歌』603番、日本福音ルーテル教会『教会讃美歌』471番、セブンスデー・アドベンチスト教団『希望の讃美歌』344番、インマヌエル讃美歌委員会『インマヌエル讃美歌』25番、日本聖公会『日本聖公会聖歌集』519番、日本聖公会『古今聖歌集 (日本聖公会)』430番、聖歌集改訂委員会『カトリック聖歌集』658番。
概要
原曲は元々民謡として以前より存在していたとも言われており、詞は『旧約聖書』創世記28章11節・12節を基に19世紀にイギリスのサラ・フラー・アダムスによって書かれた。現在知られている旋律は、アメリカ合衆国の作曲家、ローウェル・メイスンによって書き起こされた「ベサニー(Bethany)」を基にしている。ほかにもジョン・ダイクスの「ホーベリー(Horbury)」や、サミュエル・セバスチャン・ウェスレーの「コミュニオン(Communnion)」がある。メソジストはアーサー・サリヴァンによって書かれた旋律「Propior Deo」を好む。
エピソード
- 1912年、豪華客船タイタニック号が沈没する際、沈みゆく船上で同船のバンドメンバー(沈没で全員犠牲になる)が演奏したという。この話は1997年の映画『タイタニック』をはじめとするタイタニック号の沈没を描いた複数の映画に取り入れられている。タイタニック号のバンドマスターのウォレス・ハートリーはこの歌を好み、彼の葬式での上演を望んでいたという。彼は英国人のメソジスト教徒で、"Bethany" だけではなく "Horbury" や "Propior Deo" を知っていたと推測される。
- アメリカの第25代大統領ウィリアム・マッキンレーやイギリスのエドワード7世の愛唱歌でもある [1]。
- アメリカ人婦人宣教師ジェニー・カイパーがフェリス女学院院長の時に、関東大震災に被災し建物の下敷きになり、この讃美歌を歌いながら殉職した。
登場する作品
- テレビアニメ『フランダースの犬』の最終回のクライマックスのBGM。
- テレビアニメ『赤毛のアン』のマシュウ・カスバートの葬式の挿入歌。
- 複数のタイタニック号の沈没を描いた映画の挿入曲。
- アニメ映画『銀河鉄道の夜』でタイタニック号をモチーフにしたと推定される沈没船の場面でコーラスバージョンが挿入される[2]。
- テレビアニメ『みつどもえ 増量中!』の第4話のエンディングテーマ。
- 漫画『天を見つめて地の底で』の第2部「果てしなき航海」でバンドメンバーがタイタニック号と運命を共にすることになった乗員乗客のために演奏していたが、遂に船が沈没する直前に賛美歌「主よ御許に近づかん」が船内に流れた。
- 漫画『エロイカより愛をこめて』の「アラスカ最前線」で、情報部員達全員がアラスカへ長期出張に出る際に。輸送機の中で歌おうとする。
- テレビドラマ版『私は貝になりたい』で、主人公の清水豊松(演:所ジョージ)と同房になった死刑囚(演:柳葉敏郎)が刑場に連行される際に、本人と他の死刑囚達が歌っている。
- 『男はつらいよ 寅次郎純情詩集』(シリーズ18作目)マドンナ柳生綾(京マチ子)の葬儀において教会で参列者が歌う。
- 映画『マチネの終わりに』で、ギタリスト祖父江先生の葬式の挿入歌。
英語の一般的な歌詞
英語の歌詞Nearer, my God, to Thee, Nearer to Thee!
Though like the wanderer, The sun gone to down,
There let the way appear, Steps unto heaven:
Then with my waking thoughts Bright with Thy praise,
Or if on joyful wing, cleaving the sky
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日本語訳わが神よ、御許に近づかん、御許に近づかん。
さすらう者のように日が暮れ、
道をそこに現出せしめよ、天にとどく階段を。
その時、私は覚醒した思いで、あなたへの讃美で溌剌としている。
もし喜びに満ちた翼に乗り、空を突き抜け、
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日本語への翻訳
摂津第一公会刊「讃美歌集」(1874年) | 現代カトリックの歌詞 |
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脚注
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