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semiringとは? わかりやすく解説

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半環

(semiring から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/30 01:22 UTC 版)

抽象代数学において、半環(はんかん、: semi-ring)とはに類似した代数的構造で、環の公理から加法的逆元の存在を除いたものである。負元 (negative) の無い環 (ring) ということから rig という用語もしばしば用いられる。


  1. ^ Berstel & Perrin (1985), p. 26
  2. ^ Noel Vaillant, Caratheodory's Extension, on probability.net.


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集合半環

(semiring から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/04/29 07:07 UTC 版)

数学における集合半環(しゅうごうはんかん、: semiring [of sets])は、何らかの集合 X の部分集合の成す族で、これを用いて容易に集合環が構成できる。集合半環は古典的な測度の構成において有効な枠組みである。


  1. ^ Vladimir Bogachev, Measure Theory, Springer, 2007 978-3-540-34513-8, exercice 1.12.53, p. 84
  2. ^ Bogacev, op. cit., p. 8
  3. ^ Bogacev, op. cit., p. 12
  4. ^ Bogachev の本では上記二つの主張を用いて、半代数においてもそれが有効であることを述べている。
  5. ^ Achim Klenke, Probability theory, a comprehensive course, Springer, 2008 9781848000476, p. 25-26
  6. ^ J.H. Williamson はこれを「基本的」(elementary) だが「むしろ詰らない」(rather tedious) と考えた(Lebesgue integration, Holt, Rinehart and Winston, 1962, p. 18.)。また Frank James にとっては、この詳細は「極めて詰らない」(extremely tedious) ものであった(Lebesgue integration on Euclidean space, Jones & Bartlett Publishers, 2001 9780763717087, p. 28.)。これらの意見に関しては、実際に自分で詳細を追うか Heinz Bauer (de), Mass- und Integrationstheorie, Walter de Gruyter, 1992 9783110136265, p. 18-19. あるいは Allan Weir, Lebesgue integration and measure, Cambridge University Press, 1973, p. 71-73. を参照
  7. ^ Klenke, op. cit., p. 26-28
  8. ^ 例えば Malempati Madhusudana Rao, Measure theory and integration, CRC Press, 2004 9780824754013 , p. 106-107. を見よ


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