ソース‐コード【source code】
点検商法(てんけんしょうほう)(source code)
特に高額な商品の販売が目的であるにもかかわらず、家屋などの無料点検と偽って消費者を勧誘する商行為のこと。現行制度では、点検商法そのものを取り締まる法律はない。
例えば、シロアリの無料点検をすると偽って家庭を訪問し、シロアリとは関係のない家屋の傷みを見つけては高額な修理費を請求することがある。そのほか、水道の点検と偽って浄水器を売りつけたり、布団の点検と偽ってダニの駆除作業を請け負ったりといった例が見られる。
現行の特定商取引法では、例えば嘘をついて商品を販売するなどした場合に限って、懲役や罰金などの刑罰が定められているに過ぎない。したがって、販売が目的であると事前に知らせなくても、その行為自体を取り締まることはできなかった。
国民生活センターの調べによると、点検商法に関する苦情相談は11,656件(2002年度)と前年度に比べて6割増となっている。
経済産業省は、これまで取り締まることのできなかった点検商法について、販売が目的であると事前に知らせることを事業者に義務づけ、違反したら行政処分の対象にできるよう特定商取引法を改正する方針を固めた。
(2004.02.09掲載)
ソース・コード
ソースコード
実行コードの元(ソース)となるプログラムのこと。コンピュータが直接実行できるのは、数値の連なりからなる機械語だけであり、実行コードは一般に機械語で構成される。しかし機械語は人間にとって分かりにくく、作成や保守が難しい。そのため、より人間に理解しやすい形式でプログラムを記述し、それをソフトウェアで処理して機械語に翻訳する開発方式が一般に採用される。この人間に理解しやすい形式で記述されたプログラムがソースコードである。
ソースコードがあれば、プログラムの動作を理解したり、再利用や改良を加えるなどの作業が容易になる。ソースコードを広く公開し、さらに改変や再配布を許可するなどの一定の要件を備えたソフトウェアを「オープンソースソフトウェア」と呼ぶ。オープンソースソフトウェアについては、Open Source Initiative(OSI)という非営利団体が定義を設けている。
関連見出し
オープンソースソフトウェア
フリーソフト
関連URL
Open Source Initiative(http://www.opensource.org/)

ソースコード
【英】source code, source program
ソースコードとは、計算機を動作させる実行形式のプログラムの元となる、プログラミング言語の記述仕様に従って記述された文書のことである。
計算機は、機械語と呼ばれる中央処理装置が直接解釈できる命令を実行することによって動作する。しかし、人間にとって、機械語を扱うことは非常に難しい。そのため、プログラミング言語を用いてソースコードの命令を記述し、そのソースコードを機械語で書かれた実行形式のプログラムに変換してから計算機に与える、という手順がとられている。
プログラムは、多くの場合、コンパイルを経て生成されたネイティブの機械語の状態で実行される。コンパイルされる前のソースコードはテキスト形式のデータであり、テキストエディタなどで読むことができるが、実行形式のプログラムはバイナリ形式であり、テキストエディタなどでは読むことができない。また、コンパイルを経る手順の他にも、ソースコードを逐次、機械語に変換しながら実行するインタープリタ形式と呼ばれる場合がある。インタープリタ形式は、インタープリタ型言語と呼ばれる種類のプログラミング言語において用いられる形式である。この場合は、実行形のプログラムがすなわちソースコードであるということになる。
あるアプリケーションプログラムを構成するソースコードは、通常は、モジュールごとに複数のテキストファイルに分割されている。個々のファイルにおいて記述されるプログラムコードは、使用するプログラミング言語に応じて区別され、それぞれのプログラミング言語が規定する文法に基づく命令文などが記述されている。文法通りに記述されているソースコードは、それぞれの言語ごとに用意されているコンパイラやインタープリタによって処理される。ソースコードがコンパイルされると、ネイティブの機械語(オブジェクトコード)が出力され、リンカによって実行ファイルに変換される。
商品として有償で提供されているソフトウェアの多くは、利益を逸しないためなどの理由で、ソフトウェアの改変や複製が不可能な状態で提供されている。このようなソフトウェアはプロプライエタリソフトウェアと呼ばれるが、その多くは、ソースコードを提供せずに機械語で書かれた実行形式のプログラムだけを配布することで複製などを不可能にしている。
プロプライエタリソフトウェアとは逆に、プログラムを誰でも利用したり改変や改良を加えたりできるように、ソースコードが敢えて公開されているソフトウェアは、オープンソースソフトウェア(OSS)と呼ばれている。
また、Webページの構造を記述しているHTMLやXHTMLなどの文書のソースコードについては、Webブラウザの機能を用いたりファイルをダウンロードしたりすることで簡単に見ることができる。
ソースコードは、プログラムの直接的な元となる文書であり、人間によって改良、変更などの手が加えられる重要な文書である。そのため、ソースコードの可読性が高いことが重要視されている。可読性を向上させるための約束事は、コーディング規約などと呼ばれており、それぞれの組織やプロジェクトごとにあらかじめ設定される。プログラミング言語の種類によってもコーディング規約の内容は異なるが、コーディング規約として示される具体的な例としては、インデントの用い方をはじめ、変数や関数名、クラス名の命名方法、あるいは括弧の使い方、といった事項がある。なお、コーディング規約を包含するより広義のコーディングのやり方を、プログラミング作法と呼ぶ場合もある。
「Source Code」の例文・使い方・用例・文例
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