stare
別表記:ステアー
「stare」とは、じっと見つめること・凝視することを意味する英語表現である。
なお、イタリア語につづりの同じ「stare」という単語があり、こちらは「居る・ある」といった意味を持つ。英語での「be」に相当する言葉である。
初めの「s」は舌の先を前歯の裏側に近付けながら、息の音だけで「ス」と発音する。続く「té」の部分にアクセントがあるため、ここを強めに「テェ」と発音するとよい。次の「ə」は、あまり口を開けずに弱めに「ア」と発音する。最後の「r」は「ル」とはっきりとは言わずに、舌の先を内側に巻きながら「ア」と「ル」の中間のような音を出す。
「stare」は何かに驚いて困惑しながら見つめるという意味を持ち、ぎょっとして目が離せなくなったような場合に用いられる。何かに強い興味を持ってじろじろと見るといった意味もあり、素晴らしさに感動して見つめるような場合には使われない。また「stare」は、上の空となって集中せずに何かをぼーっと見るような際にも用いられる。
「gaze」には感動や憧れから何かをじっと見つめるといった意味がある。「stare」よりもポジティブな感情が込められており、素晴らしさに目を奪われているような場合に用いられる。日常会話ではあまり使われず、小説など文章で使用されることの多い言葉である。
「look」は、意識的にある方向に顔を向けて見るという意味で、関心をひかれたので注意して見つめるといった場合に用いられる。また、見つめる対象は物や建造物、植物などの動かないものであることが多い。
「stare at」とは「じっと見つめる・凝視する」という意味である。「at」の後の語が見つめる対象となる。
「blank stare」とは「ぽかんとした顔・ぼんやりとした目つき」といった意味となる。「blank」は「白紙の・色のない」といった意味の言葉で、そこから「無表情な・うつろな」といった意味でも使われる。「blank stare」はうつろな目でじっと見つめている様子を表す。
「stare down」は「見下す」という意味となる。「down」は下方向を表す語で「stare down」は下の方を見つめているさまを表す。そこから「相手をじっと見下ろして屈服させる」というニュアンスで「見下す」と和訳される。
「stare back」とは「見つめ返す」という意味である。「じろりと見つめ返す・じっとにらみ返す」といった意味で使われ、敵意を含んだ視線を表すことが多い。
・He stared in amazement.
彼は驚愕してじっと見つめた。
・She fixed me with an angry stare.
彼女は怒って私を見つめた。
・Don’t stare. It’s rude.
じろじろ見ないで。失礼だよ。
・She stared at the sight with wide eyes.
彼女は目を丸くしてその光景を見つめた。
・She gave me a blank stare.
彼女は私をぼんやりと見つめた。
「stare」とは、じっと見つめること・凝視することを意味する英語表現である。
「stare」とは・「stare」の意味
「stare」は、見つめる、じろじろ見る、にらむといった意味の英語表現である。人が驚きや恐れで一ヵ所をじっと見つめるというニュアンスがある。動詞、名詞ともに「stare」が用いられ、名詞として使用される場合は「凝視」と和訳される。なお、イタリア語につづりの同じ「stare」という単語があり、こちらは「居る・ある」といった意味を持つ。英語での「be」に相当する言葉である。
「stare」の発音・読み方
「stare」の発音記号は「stéər」である。カタカナでは「ステアー」と表記されることが多いが、実際の発音は「ステェァル」に近いものとなる。初めの「s」は舌の先を前歯の裏側に近付けながら、息の音だけで「ス」と発音する。続く「té」の部分にアクセントがあるため、ここを強めに「テェ」と発音するとよい。次の「ə」は、あまり口を開けずに弱めに「ア」と発音する。最後の「r」は「ル」とはっきりとは言わずに、舌の先を内側に巻きながら「ア」と「ル」の中間のような音を出す。
「stare」の活用変化一覧
動詞「stare」の原形は「stare」で、現在形一人称、二人称は「stare」、現在形三人称は「stares」である。現在進行形は「staring」、過去形は「stared」、完了形は「stared」となる。「stare」の語源・由来
「stare」の語源はゲルマン祖語で「固定した」を意味する「starana」である。そこから「starian」という古英語を経て「stare」へ変化し、「視線が固定されてじっと見つめること」という意味で使われるようになった。「stare」の覚え方
「stare」は「star(星)」と関連付けて覚えるとよい。星を観測する人を「スターゲイザー」と言うが、星をじっと見つめるスターゲイザーの姿を想像し、「star」と「じっと見つめること」を結び付けて記憶すると「stare」のつづりや意味が思い出しやすくなる。「stare」と「gaze」と「look」の違い
「stare」と同じように「見つめる」という意味を持つ言葉に「gaze」「look」があるが、それぞれの言葉では見つめる者の心理状態が異なる。「stare」は何かに驚いて困惑しながら見つめるという意味を持ち、ぎょっとして目が離せなくなったような場合に用いられる。何かに強い興味を持ってじろじろと見るといった意味もあり、素晴らしさに感動して見つめるような場合には使われない。また「stare」は、上の空となって集中せずに何かをぼーっと見るような際にも用いられる。
「gaze」には感動や憧れから何かをじっと見つめるといった意味がある。「stare」よりもポジティブな感情が込められており、素晴らしさに目を奪われているような場合に用いられる。日常会話ではあまり使われず、小説など文章で使用されることの多い言葉である。
「look」は、意識的にある方向に顔を向けて見るという意味で、関心をひかれたので注意して見つめるといった場合に用いられる。また、見つめる対象は物や建造物、植物などの動かないものであることが多い。
「stare」を含む英熟語・英語表現
「stare」を含む英語表現には以下のようなものが挙げられる。「stare at」とは
「stare at」とは「じっと見つめる・凝視する」という意味である。「at」の後の語が見つめる対象となる。
「blank stare」とは
「blank stare」とは「ぽかんとした顔・ぼんやりとした目つき」といった意味となる。「blank」は「白紙の・色のない」といった意味の言葉で、そこから「無表情な・うつろな」といった意味でも使われる。「blank stare」はうつろな目でじっと見つめている様子を表す。
「stare down」とは
「stare down」は「見下す」という意味となる。「down」は下方向を表す語で「stare down」は下の方を見つめているさまを表す。そこから「相手をじっと見下ろして屈服させる」というニュアンスで「見下す」と和訳される。
「stare back」とは
「stare back」とは「見つめ返す」という意味である。「じろりと見つめ返す・じっとにらみ返す」といった意味で使われ、敵意を含んだ視線を表すことが多い。
「stare」の使い方・例文
「stare」を用いた例文には以下のようなものがある。・He stared in amazement.
彼は驚愕してじっと見つめた。
・She fixed me with an angry stare.
彼女は怒って私を見つめた。
・Don’t stare. It’s rude.
じろじろ見ないで。失礼だよ。
・She stared at the sight with wide eyes.
彼女は目を丸くしてその光景を見つめた。
・She gave me a blank stare.
彼女は私をぼんやりと見つめた。
Stare
名前 ステア
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