垂直パリティチェック
別名:垂直パリティ,垂直パリティチェック方式
【英】vertical parity check, vertical redundancy check, VRC
垂直パリティチェックとは、通信データやメモリの誤りを検出する手段の1つで、データをブロックごとに分けた上で、1つのブロックごとにブロックチェックキャラクタ(BCC)を付加する方式のことである。
垂直パリティチェックでは、1つ1つのブロックに奇数パリティ、あるいは、偶数パリティを付加する。これにより、ブロックごとにデータの誤りを検出することができる。なお、誤ったデータの数が1個、3個のように奇数個の場合には誤りを検出できるが、2個、4個のように誤りが偶数個あると誤りを検出することができない。誤りの検出精度を高める手段としては、水平パリティチェックの併用を挙げることができる。
- 垂直パリティチェックのページへのリンク