『ロボット2.0 』@新宿ピカデリー(19/10/27(sun)鑑賞)
本日の映画2本目『ロボット2.0 』@新宿ピカデリーに劇場入りしました。インド映画の「スーパースター(出演作のアバンでそうテロップが出る(^^))」ラジニカーント主演による超ロボット・バトル映画の第2弾。2012年からの日本でのインド映画のムーブメントはこの前作から始まったんだよね。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年10月27日
『ロボット2.0 』観終わりました。「スーパースター ラジニ」の表記がCGでぐりぐり動いて進化してた。<そこ?(^^;; そんなわけで、色々進化とパワーアップして帰ってきた『2.0』。しかし、悪役が悪堕ちした理由がもっとも過ぎて、主人公側の方が外道に見えてしまうのは、どうしたものか(爆 #fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年10月27日
『ロボット2.0 』:インド東部にある国内第3の大都市チェンナイで市民の携帯が大量に空に吸い上げられ、携帯電話事業関係者が怪死する事件が続発。スーパーロボット「チッティ」開発者のバシー博士も参加する州政府の対策会議が開かれるが、打つ手がない。そうこうする内に、事態は拡大する。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年10月27日
『ロボット2.0 』:奪われた携帯の群体が巨大な怪鳥となって、携帯電話の電波塔や都市部の市民を襲い始めたのだ。事ここに至り、博士は封印されていたチッティを復活させ、大怪鳥と対決させるが……というお話。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年10月27日
『ロボット2.0』:前作で割と行き当たりばったりと話が転がり、本筋とあんまり関係もなく歌と踊りのパートが入ってくる(でも完全に本気。多勢のダンサー引き連れてアンデス・マチュピチュ遺跡でロケとかしたりする(爆)衝撃に比べると、比較的大人しくなってます(^^;; #fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年11月3日
『ロボット2.0』:今回は悪役は、携帯電話の電波が小鳥たちの生態系を破壊していることを儚んで自殺した鳥類学者で、その霊が悪霊化して、チェンナイ周辺の携帯電話・スマホを大量に奪い、その群体が大怪鳥として市民を襲う。……何で、とか訊くな(^^;; #fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年11月3日
『ロボット2.0』:前作で悪堕ちしたブラック・チッティが大増殖&大合体した技術的理屈も、別に説明はされなかったが、悪霊とか有りなのかこの世界観。一応、キルリアン・エネルギーがどうたら言ってたので、作中では力づくで「科学」扱いに押し込んでいる模様。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年11月3日
『ロボット2.0』:冒頭、夕暮れの電波塔によじ登り、長いロープで首を吊る老人。その死を悼むように、周囲を鳥たちの群れが囲む……という『劇場版パトレイバー』を彷彿とさせるアバンから始まり、中盤でその老鳥類学者がいかに絶望したかを誕生時点から(!)語り起こす。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年11月3日
『ロボット2.0』:いや、何か、携帯電波用の電波塔から発せられる強力な電波が小鳥などの方向感覚を司る器官を狂わせて、多様な種類の小鳥の生活サイクルが破壊されてバタバタと死に、更には小鳥が減って害虫を食べなくなって農作物の収穫量にも影響が出てると。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年11月3日
『ロボット2.0』:この辺り、ちょっとどこまで公的に認められた学説なのかよく判らないんだけど、どうも携帯キャリアが国内に多すぎるとか、国の定めた電波出力基準を守らないとか、それを役所が真面目に取り締まらないとか、インド特有の事情もあるようで。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年11月3日
『ロボット2.0』:そんなわけで、学会で相手にされない。役所に訴えたら追い返される。メディアに訴えてもダメ。街頭で「スマホをやめよう」とプラカードを掲げても、道ゆく人々から白眼視される……そして、死んだ小鳥たちの墓標群の真ん中で絶望窮まってゆく学者先生。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年11月3日
『ロボット2.0』:…というわけで、けっこうな長尺を割き、学者先生の死に至る絶望を微に入り細に入り語り上げ、無邪気に科学万歳な主人公たちの方が、悪に見えるという(爆 おお、スマホを捨てられない人類が憎い! SNSで何かコメントしたくらいでいいことした気になってる人類が憎い!<おい。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年11月3日
『ロボット2.0』:こっちで結構ガチな社会批判をやってる一方で、これに対する主人公側のフォローがラストで取ってつけたような対応で済ますので、何か非常にいたたまれない感じになっちゃうんですよねorz まあ、こっちの問題定義が映画の本題ならこれでいいのかも知れないけれど。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年11月3日
『ロボット2.0』:まあ、今回の無数のスマホの群体が自在に姿を変えて都市を襲う大怪鳥vs無限増殖&超合体ロボのバトルという絵面は、インド映画でしか観られない「変」さに溢れていて楽しかったですけど。あと歌な。何か遠慮してるのか、今回エンディングだけなんだよね。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年11月3日
『ロボット2.0』:ほら、「インド映画って歌と踊りのあるやつでしょ」て世界中でバカにするから、当のインド人まで萎縮し始めたじゃん。インド映画はそれがいいの! それが超サイコーなんじゃん! むしろ、ハリウッドや邦画は何で踊らないの? バカなの、てなもんですよ。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年11月3日
『ロボット2.0』:そんなわけで、スーパースタア・ラジニ様が健在なのは嬉しかったけど、なまじ国際的にヒットしちゃったもんだから、ちょっと変に意識してしまった感のある続編映画でした。次があるなら、もっと行き当たりばったりで、歌い踊る楽しい映画に戻ってくれるといいな。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年11月3日